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文化財活用センター〈ぶんかつ〉は、2018年7月、独立行政法人国立文化財機構に設置された組織です。文化財の保存と活用の両立に留意しながら、多くの人に文化財を通して豊かな体験と学びを得る機会を提供することを目指して、さまざまな活動を行なっています。

企画、貸与促進、保存、デジタル資源の4つのセクションで事業を開始した〈ぶんかつ〉ですが、2019年度には総務担当に設けられたファンドレイジングのチームも加わり、多岐にわたる活動を行なってまいりました。事業の数はもちろん、活動の幅が広がるにつれ、地域のミュージアムとのかかわりや、さまざまな企業・団体との連携も広がっています。

その矢先に直面した新型コロナウイルス感染拡大は、世の中に大きな影響を与えました。文化財にかかわる事業体も例外ではなく、多くの事業が延期や中止、さらに方針の変更を余儀なくされました。しかし、ここで歩みを止めるわけにはいきません。オンラインの活用、非接触型の体験プログラムの開発など、〈ぶんかつ〉はこの苦境を乗り越えるための新たな取り組みを進めています。平穏が戻ったのちに、私たちの経験や蓄積が活かされると信じています。

文化財を1000年先、2000年先に伝えることは、「いま」を生きる私たちに課された重要な使命です。より多くの方々に文化財の魅力を感じていただけるよう、さらなる事業の展開を図ってまいります。

文化財活用センター長
旭 充

旭 充 サイン