文字サイズ
検索
文化財活用センターとは

文化財活用センター〈ぶんかつ〉は、すべての人びとに文化財の魅力を届け、ひとりでも多くの方に文化財に親しんでいただくために、2018年7月、国立文化財機構に設置されたあたらしい組織です。その使命に向かって日々歩みを進めるべく、ぶんかつには企画、貸与促進、保存、デジタル資源の4つの担当セクションがあります。

コンテンツの開発とモデル事業の推進

企画担当では文化財に親しむためのコンテンツの開発とモデル事業の推進を行ないます。文化財そのものを使った展示ではなく、高度な技術で制作された複製や、VR・AR、8K映像などの先端技術を使った企画コンテンツ事業を積極的に推し進めることで、文化財の新しい活用方法を探ります。これまで文化財に触れる機会のなかった人々にも、学ぶ喜びや、楽しい時間をご提供できるのではないでしょうか。

国立博物館収蔵品の貸与促進

貸与促進担当は、国立博物館の収蔵する文化財を、さまざまなミュージアムに貸与し、展示・活用していただくことを促す事業を進めます。国立文化財機構はこれまでも多くの収蔵品を貸与してまいりましたが、〈ぶんかつ〉の事業ではもう一歩踏み込んで、輸送や保険にかかる費用についての支援も行ないます。

文化財の保存環境についての相談窓口

保存担当は、国内外のミュージアムから、文化財の保存環境にかかわる相談を受け付けています。保存を専門とする学芸員がいる館はまだまだ少ないのが現状です。より良い文化財の展示・収蔵環境を実現できるよう支援するほか、保存環境に関する研修会や情報発信を行なうことで、多くの館が抱える問題の解決の手助けができればと思います。

デジタル資源やデータベースの利便性を高める

デジタル資源担当では、国立文化財機構が収蔵する文化財にかかわるテキスト、画像といったさまざまな情報のデジタル資源やデータベースを統合的に運用し、利便性を高めていきます。また、こうしたデジタル資源の活用を目指すミュージアムからの相談を受け、適切な助言をしてまいります。

社会全体で文化財を守り伝える

〈ぶんかつ〉は、これらの活動によって、文化財を1000年先、2000年先に伝えることを目指します。しかしそれは、この組織の活動のみによって成し遂げられるものではありません。このサイトをご覧のみなさまはもちろん、ミュージアムにかかわる方々、文化財関係や社会的団体、一般企業、それから一人ひとりの力があって、はじめて成し遂げることができます。
多くの方々に文化財の魅力を感じていただき、社会全体で文化財を守り伝えるような多様な〈文化財活用のあり方〉を、〈ぶんかつ〉からご提案してまいりたいと考えています。

文化財活用センター長
旭 充

旭 充 サイン