「かりうち」アウトリーチプログラムについて

平城宮・京跡から出土した土器に記された謎の記号・・・。
奈良文化財研究所(奈文研)は、出土遺物、『万葉集』、韓国の民俗資料を手掛かりに、これが奈良時代に大流行した
盤上遊戯「かりうち」の盤面であることを解明︕︕
運と戦略のバランスが絶妙な、こどもからシニアまで楽しめる現代のゲームとして、よみがえらせました。

復元された「かりうち」の用具
(盤面:再現須恵器、かり:枝の一面を削って再現、コマ)

よみがえった古代のゲーム「かりうち」で遊ぼう!

奈文研は〈ぶんかつ〉と共同で「かりうち」のアウトリーチプログラムを実施しています。 プログラムでは、奈良文化財研究所が開発した「かりうちキット」と、かりうちの遊び方や平城宮での調査研究について解説する動画を用いて、「かりうち」を楽しむことを通じ、奈良時代の文化や平城宮跡をはじめとする古代の遺跡について楽しく学びます。
上記教科のほか、修学旅行の事前学習、地域学習、東アジアの文化交流を学ぶ機会などでご活用いただけます。

●概要やお申し込みは奈文研ウェブサイトから。
※2023年度の募集は終了しました。