展示 ・イベント

デジタル法隆寺宝物館

会期 2026年3月10日(火) ~  2027年3月31日(水)
会場 東京国立博物館 法隆寺宝物館 中2階
開場時間 9:30~17:00
*金・土曜、および翌月曜日が祝・休日の場合の日曜日は20時まで
*入館は閉館30分前まで
休館日 月曜日 (ただし月曜日が祝日または休日の場合は開館し、翌平日に休館)
*開館時間・休館日は、東博コレクション展(平常展)に準じます。
観覧料 東博コレクション展観覧料もしくは開催中の特別展観覧料[観覧当日に限る]が必要です
主催 東京国立博物館、文化財活用センター
協力 法隆寺
デジタルコンテンツ制作 株式会社サビア
多言語ページ
関連ウェブサイト
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デジタル法隆寺宝物館 パンフレット
 

デジタルコンテンツを一新

よりインタラクティブに楽しめる展示に

デジタル法隆寺宝物館は、常時展示がかなわない法隆寺ゆかりの名宝を、デジタルコンテンツや複製でくわしく鑑賞、体験する展示室です。2023(令和5)年1月より法隆寺宝物館中2階に体験コーナーを開設し、法隆寺献納宝物ならびに法隆寺金堂壁画を題材としたデジタルコンテンツおよび複製品の公開を行ってきました。
公開開始から4年目を迎えるにあたり、従来のデジタルコンテンツを一新し、法隆寺宝物館の文化財の魅力に触れることのできる、双方向型のデジタル展示を公開いたします。
新コンテンツは、直感的でわかりやすい操作とバーチャルな鑑賞体験を通して、国籍年齢を問わず、多くの皆様に宝物館の魅力をお伝えしていきます。
※日・英・中・韓の4か国語に対応しています。

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リニューアルした「デジタル法隆寺宝物館」会場イメージ図

 

デジタルウォール〈さわって楽しむ「法隆寺のたからもの」〉
モニターにふれて、クイズやエピソードで献納宝物を体感的に学ぶ

デジタルウォール〈さわって楽しむ「法隆寺のたからもの」〉は、86インチの大型モニターを用いたウォール型のインタラクティブコンテンツです。
画面の上部からゆったりと流れてくる宝の玉に触れ、鑑賞したい文化財を選択すると、高精細な画像を拡大・回転しながら、細部までじっくりと鑑賞できます。また、画像を鑑賞するだけでなく、クイズなどのアクティビティや隠れたエピソードもお楽しみいただけます。
さらに、モニター間には、3D印刷やUV印刷で献納宝物のディテールをあらわした壁面レリーフがあり、触れるコンテンツになっています。ここで壁面レリーフのモチーフとしてとりあげた文化財は、すべて東京国立博物館蔵。受け継がれてきた宝物の美しい文様やかたちを、手による知覚を通して鑑賞できます。


左から:デジタルウォールトップ画面イメージ図、モニター間に設置された壁面レリーフ

「法隆寺献納宝物」とは?

「法隆寺献納宝物」とは、明治11年(1878)に奈良・法隆寺から皇室に献納され、戦後に国へと移管された300件あまりの宝物です。現在は東京国立博物館の法隆寺宝物館に収蔵・展示されています。
本コンテンツでは、そのなかから約150件の作品を鑑賞いただけます。


国宝「竜首水瓶」 東京国立博物館蔵

 

デジタルブック〈めくってみよう「御宝物図絵(ごほうもつずえ)」〉
東京国立博物館初の“ブック型”デジタル展示

〈めくってみよう「御宝物図絵」〉は、東京国立博物館で初めて導入される、本のかたちをしたインタラクティブコンテンツです。ブック型デジタルコンテンツは、日本では博物館での導入例が極めて少なく、博物館における新たな文化財の楽しみ方を提案するものです。
本型ツールのページを実際にめくりながら操作する本コンテンツでは、ページが切り替わるたびに天保13年(1842)に行なわれた法隆寺の「出開帳(でがいちょう)」を記録した史料「御宝物図絵」に描かれた図と、東京国立博物館所蔵の宝物の3Dモデルや画像が重なり、アニメーションやサウンドとともに直観的に楽しむことができます。


〈めくってみよう「御宝物図絵」〉の体験風景

「御宝物図絵」とは?

「御宝物図絵」および「御宝物図絵追編」は、天保13年(1842)に法隆寺が江戸で出 開帳を行なった際の出品物を、図と解説で記録した書物『伽藍本尊霊宝目録他』の一部。現代でいう展覧会カタログのようなものです。本編・追編あわせて85件を超える法隆寺ゆかりの宝物が、浮世絵師・歌川国直(うたがわくになお・1795–1854)の図とともに紹介されています。
〈めくってみよう「御宝物図絵」〉では、この中から現在東京国立博物館が所蔵する79件の宝物をインタラクティブに楽しむことが可能です。


「御宝物図絵・御宝物図絵追編」が収載された『伽藍本尊霊峰目録他』 東京国立博物館蔵

 

復元模造「伎楽面」「伎楽装束」 *継続展示

東京国立博物館と文化財活用センターは、2019年に伎楽面「呉女(ごじょ)」と「迦楼羅(かるら)」、2021年に伎楽装束「裳(も)」と「袍(ほう)」の復元模造を製作し、2023年から紹介してきました。
法隆寺献納宝物として伝わる伎楽面の原品は、2025年に一括で国宝指定され、原品は法隆寺宝物館の第3室で、毎週金・土曜のみ公開しています。
リニューアル後もデジタル法隆寺宝物館では、この面と装束の復元模造を1件ずつ、半年ごとに展示替えをしながら公開いたします。
※2026年3月10日(火)からは、復元模造 伎楽面「呉女」と復元模造 伎楽装束「裳」を公開。


復元模造 伎楽面「呉女」(2019年) 東京国立博物館蔵

復元模造 伎楽装束「裳」(2021年) 東京国立博物館蔵

復元模造 伎楽面「迦楼羅」(2019年) 東京国立博物館蔵

復元模造 伎楽装束「袍」(2021年) 東京国立博物館蔵