展示 ・イベント

時をかける少女|東京国立博物館 バーチャル特別展「アノニマス-逸名の名画-」

会期 2020年12月19日(土) ~  2021年2月28日(日)
会場 バーチャルトーハク 特別展示室 (cluster内)
料金 バーチャル特別展「アノニマス-逸名の名画-」 290円
細田監督×松嶋研究員スペシャルトークライブ「時をかける日本美術」 1,100円
*購入方法によって価格が変動します。詳細は、バーチャル特別展「アノニマス-逸名の名画-」公式サイト(https://virtualtohaku.jp/anonymous2020_exhibition/)をご確認ください。
主催 東京国立博物館、文化財活用センター、凸版印刷株式会社
特別協力 スタジオ地図
お問い合わせ 運営事務局(凸版印刷)
メール:anonymous2020_exhibition@toppan.co.jp
 

 

 

アニメーション映画「時をかける少女」のスタジオ地図・細田守監督とのコラボレーション企画 バーチャル特別展「アノニマス ―逸名の名画―」を、2020年12月19日(土)よりオンラインで公開します*

展示のみどころ

東京国立博物館(トーハク)の一部を、バーチャルSNS「cluster」のバーチャル空間内に「バーチャルトーハク」としてCGで再現します!
その空間内で、アニメーション映画「時をかける少女」の劇中シーンのためにトーハク研究員が監修した、現実では開催不可能な特別展「アノニマス -逸名の名画-」を出現させます。ユーザーはclusterのプラットフォームを通して自由にその空間内を歩き回り作品を鑑賞することができます。
初公開から14年経っても色褪せることのない「時をかける少女」の世界観と、時代を超えて愛される日本美術を楽しむことができるバーチャル特別展です。

バーチャル特別展「アノニマス-逸名の名画-」とは

2006年公開「時をかける少女」の劇中で登場した展覧会は、トーハクをモデルに描かれました。映画内では全容が明らかにされていない展示内容を、cluster内に期間限定で公開いたします。
本展では劇中の展覧会同様、当センターの松嶋研究員の監修のもと、「時をかける少女」のストーリーで重要な意味を持つ美術作品「白梅二椿菊図」(実存しない、映画内のみ登場)や、国宝「孔雀明王像」、「玄奘三蔵像」(以上、東京国立博物館蔵)など、作者が不明とされながらも、名品として脈々と受け継がれてきた作品を集めました。


(c)「時をかける少女」製作委員会2006

関連イベント

細田守監督×松嶋雅人研究員 スペシャルトークライブ「時をかける日本美術」
2020年12月18日(金)19:00スタート

バーチャル特別展公開前日の12月18日(金)には、バーチャル特別展の会場内にてトークイベント「時をかける日本美術」を開催します。
本作を手掛けた細田監督と、劇中の展覧会とバーチャル特別展の監修を務めた松嶋研究員がclusterアバターで登場し、「時をかける少女」をはじめとする現代アニメーションと日本美術の関係についてトークセッションを行ないます。
大学時代からの親友でもある二人の、軽快なトークも必見です。
バーチャル特別展「アノニマス -逸名の名画-」のガイドツアーも実施を予定しています。

*本企画は文化庁「文化芸術収益力強化事業」の採択事業です。