教育プログラム

ぶんかつアウトリーチプログラム一覧

プログラム①「自分だけの松林図屏風をつくってみよう!」

国宝《松林図屏風》長谷川等伯筆の複製を使ったプログラム

対象小学校低学年から
人数最大人数40名(学校の場合は1クラスずつの実施を推奨)
実施時間45分以上を推奨(90分への延長も可能です)
使用可能教科図画工作、美術、総合的な学習の時間など
実施場所条件屏風が設置できるスペース(横 7m × 奥行 3m 程度)があり、その周辺に参加者全員の作業スペースがあること

東京国立博物館が所蔵する国宝《松林図屏風》の複製を使用した体験型のプログラムです。博物館のガラスケースの中の展示とは違い、自分と同じ高さの床に置いた屏風に近づいて見ることができます。色やかたち、配置に注目してじっくり見たあとは、屏風型のワークシートに松を描いたり、配置を工夫しながら松の木のスタンプを押したりと、自分だけの松林図屏風を自由につくります。ものづくりを通して文化財を身近に感じることを目的としています。
※スタンプ以外の画材の使用をご希望の場合は、ご自身で準備ください。

 

★綴プロジェクト(主催:京都文化協会/共催:キヤノン株式会社)で制作された高精細複製品を使用します。

 

プログラム① 1.実施ガイド(講師派遣なし:先生・講師用)
プログラム① 2.複製品・キットリスト
プログラム① 3.スクリプト・原稿案:45分(先生・講師用)
プログラム① 4.スクリプト・原稿案:90分(先生・講師用)

 

プログラム②「見て、感じて、楽しむ 松林図屏風」

国宝《松林図屏風》長谷川等伯筆の複製を使ったプログラム

対象小学校3年生以上
人数最大人数40名(学校の場合は1クラスずつの実施を推奨)
実施時間45分程度を推奨
使用可能教科図画工作、美術、総合的な学習の時間など
実施場所条件屏風が設置できるスペース(横 7m × 奥行 3m 程度)と、その手前に参加者が鑑賞できるスペースがあること。部屋を暗くできる場合は、照明による演出も可能です

国宝《松林図屏風》の複製を使用した対話形式のプログラムです。自分と同じ高さの床に置いた屏風に近づき、作品や描かれているものなどについて見て、感じて、楽しみます。じっくりと見て感じたことをお互いに言葉にすることを通じて、文化財に親しみ、多様な見方を受け入れることを目的としています。

 

★綴プロジェクト(主催:京都文化協会/共催:キヤノン株式会社)で制作された高精細複製品を使用します。

 

プログラム② 1.実施ガイド(講師派遣なし:先生・講師用)
プログラム② 2.複製品・キットリスト
プログラム② 3.スクリプト・原稿案:45分(先生・講師用)

 

 

プログラム③「見て、感じて、楽しむ夏秋草図屏風」

重要文化財《風神雷神図/夏秋草図屏風》尾形光琳/酒井抱一筆の複製を使ったプログラム

対象小学校3年生以上
人数最大人数40名(学校の場合は1クラスずつの実施を推奨)
実施時間45分程度を推奨
使用可能教科図画工作、美術、総合的な学習の時間など
実施場所条件屏風が設置できるスペース(横 3.5m × 奥行 3m 程度)と、その周りに参加者が鑑賞できるスペースがあること。部屋を暗くできる場合は、照明による演出も可能です

重要文化財《風神雷神図/夏秋草図屏風》の複製を使用した対話形式のプログラムです。自分と同じ高さの床に置いた屏風に近づき、作品や描かれているものなどについて見て、感じて、楽しみます。じっくりと見て感じたことをお互いに言葉にすることを通じて、文化財に親しみ、多様な見方を受け入れることを目的としています。(*夏秋草図屏風をメインにプログラムを進行します)

 

プログラム③ 1.実施ガイド(講師派遣なし:先生・講師用)
プログラム③ 2.複製品・キットリスト
プログラム③ 3.スクリプト・原稿案:45分(先生・講師用)

 

 

プログラム④「絵で読む平家物語」

《平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風》の複製を使ったプログラム

対象中学2年生以上
人数最大人数40名(学校の場合は1クラスずつの実施を推奨)
実施時間45~50分を推奨
使用可能教科国語、古文、古典、美術など
実施場所条件屏風が設置できるスペース(横 7m × 奥行 3m 程度)があること。部屋を暗くできることが望ましい

「平家物語」をテーマとした屏風の複製品を使用するプログラムです。右隻には「敦盛の最期」など、「一の谷合戦」にまつわる21のエピソードが、左隻には「那須与一の扇の的」など、「屋島合戦」にまつわる8つのエピソードが描かれています。どちらも教科書でもなじみの深い場面です。原文や現代語訳を参考にしながら、描かれた場面や人物をじっくり見ることによって、自分たちの感性を通して古典を生き生きと学び、文化財に親しむことを目的としています。

 

★綴プロジェクト(主催:京都文化協会/共催:キヤノン株式会社)で制作された高精細複製品を使用します。

 

プログラム④ 1.実施ガイド(講師派遣なし:先生・講師用)
プログラム④ 2.複製品・キットリスト

 プログラム④のスクリプト・原稿案は、予約が完了した機関のご担当者様にデータ送付します。

 

 

プログラム⑤「絵で読む源氏物語」

重要文化財《車争図屏風》狩野山楽筆 /《焔》上村松園筆の複製を使ったプログラム

対象高等学校1年生以上
人数最大人数40名(学校の場合は1クラスずつの実施を推奨)
実施時間45~50分程度を推奨
使用可能教科国語、古文、古典、美術など
実施場所条件屛風が設置できるスペース(横7メートル×奥行3メートル程度)、並びに掛軸用の展示壁が設置できるスペース(横2メートル×奥行1メートル程度)が確保でき、高さが3メートル以上の場所であること。

『源氏物語』第九帖「葵」の車争いをモティーフとした《車争図屏風》と、物語に登場する六条御息所を描いたといわれる《焔》の複製を使用するプログラムです。《車争図屏風》には葵と六条御息所の従者たちによる車争いの場面が、《焔》には生霊となった姿の六条御息所が描かれています。どちらも古典の教科書でなじみの深い場面です。
時代も作者も異なる二つの絵画に描かれた場面や人物をじっくり見ることによって、自分たちの感性を通して古典を生き生きと学び、文化財に親しむことを目的としています。

 

(左)車争図屏風(部分) (右)焔

複製品貸出①遮光器土偶

重要文化財《遮光器土偶》の樹脂製レプリカの貸出

対象制限なし
人数制限なし
実施時間教材として自由にご活用ください
使用可能教科社会、歴史、日本史、図画工作、美術など
実施場所条件室内での使用に限ります

東京国立博物館所蔵の重要文化財《遮光器土偶》の原寸大の樹脂製レプリカです。重量も本物の遮光器土偶と同じです。作品情報、使用ガイド、授業用の情報を下記よりダウンロードいただき、教材として自由にご活用ください。触っていただくことも可能です。(講師派遣は行ないません)

 

遮光器土偶 1. 作品情報

遮光器土偶 2. 使用ガイド(先生・講師用)

遮光器土偶 3. 授業用の情報(先生・講師用)

 

複製品貸出②遮光器土偶(前後分割)

重要文化財《遮光器土偶》の前後を分割した樹脂製レプリカの貸出

対象制限なし
人数制限なし
実施時間教材として自由にご活用ください
使用可能教科社会、歴史、日本史、図画工作、美術など
実施場所条件室内での使用に限ります

東京国立博物館所蔵の重要文化財《遮光器土偶》の原寸大の樹脂製レプリカです(重量は合わせていません)。この複製は原品の3D計測データとX線CTデータをもとに内側の制作跡まで再現し、その指跡を触れるように前後を分割しています。作品情報、使用ガイド、授業用の情報を下記よりダウンロードいただき、教材として自由にご活用ください。触っていただくことも可能です。(講師派遣は行ないません)

 

遮光器土偶(前後分割) 1. 作品情報

遮光器土偶(前後分割) 2. 使用ガイド(先生・講師用)

遮光器土偶(前後分割) 3. 授業用の情報(先生・講師用)

 

複製品貸出③みみずく土偶

重要文化財《みみずく土偶》の樹脂製レプリカの貸出

対象制限なし
人数制限なし
実施時間教材として自由にご活用ください
使用可能教科社会、歴史、日本史、図画工作、美術など
実施場所条件室内での使用に限ります

東京国立博物館所蔵の重要文化財《みみずく土偶》の原寸大の樹脂製レプリカです。重量も本物のみみずく土偶と同じです。作品情報、使用ガイド、授業用の情報を下記よりダウンロードいただき、教材として自由にご活用ください。触っていただくことも可能です。(講師派遣は行ないません)

 

みみずく土偶 1. 作品情報

みみずく土偶 2. 使用ガイド(先生・講師用)

みみずく土偶 3. 授業用の情報(先生・講師用)

 

複製品貸出④埴輪 挂甲の武人

国宝《埴輪 挂甲の武人》の樹脂製レプリカの貸出

対象制限なし
人数制限なし
実施時間教材として自由にご活用ください
使用可能教科社会、歴史、日本史、図画工作、美術など
実施場所条件室内での使用に限ります

東京国立博物館所蔵の国宝《埴輪 挂甲の武人》の原寸大の樹脂製レプリカです(重量は合わせていません)。複製品とともに、10分程度の授業案と基本的な作品情報を宅配便でお届けしますので、教材として自由にご活用ください。触っていただくことも可能です(講師派遣は行ないません)。

 

埴輪 挂甲の武人 1.作品情報

埴輪 挂甲の武人 2.使用ガイド(先生・講師用)

埴輪 挂甲の武人 3.授業用の情報(先生・講師用)


 


※本プログラムはキヤノン株式会社と国立文化財機構による「高精細複製品を用いた日本の文化財のための共同研究プロジェクト」の一環として実施しています。