開館40周年記念特別展　狩野芳崖、継がれる想い—

会期	2024年2月6日（火）～ 2024年3月17日（日）
会場	下関市立美術館
貸与件数：	2件
ホームページ	https://www.city.shimonoseki.lg.jp/site/art/
主催	下関市立美術館、毎日新聞社、tysテレビ山口
特別協力	文化財活用センター、東京国立博物館
助成	一般財団法人自治総合センター
協賛	川島織物文化館、山口県総合芸術文化財2023
ぶんかつブログ（展覧会紹介）	https://cpcp.nich.go.jp/modules/rblog/index.php/1/2024/02/29/blog159/

チラシPDF

本展は、下関ゆかりの日本画家・狩野芳崖（1828～1888）の代表作である「悲母観音」（1888年、東京芸術大学蔵、重要文化財）、「仁王捉鬼」（1887年、東京国立近代美術館蔵）を柱とし、両作品のその後の美術界での影響の広がりを見る展覧会です。東京美術学校での教育的模倣作をはじめとする明治後期～昭和初期頃に描かれた諸作品から現代美術まで、《悲母観音》の模倣作やそこからインスピレーションを受けた作品、オマージュ作品を展観し、あらためて芳崖の近現代美術への影響力について考えます。東京国立博物館から、川島織物の主任画師の東翠石が模写して下絵を製作し、二代川島甚兵衛が綴織に仕上げ、明治28年（1895）に京都で行なわれた第4回内国勧業博覧会へ出品された「悲母観音図綴織額」を含む2件を貸し出します。