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与虎丘紹隆印可状(部分)
与虎丘紹隆印可状(部分)

複製品詳細

名称 与虎丘紹隆印可状
ふりがな くきゅうじょうりゅうにあたうるいんかじょう
員数 1幅
複製材質等 和紙に印刷
複製制作年 2019
複製制作 株式会社大入

原品詳細

指定 国宝
作者出土地等 圜悟克勤筆
原品所蔵者 東京国立博物館
原品材質等 紙本墨書
原品時代・世紀 北宋時代・宣和6年(1124)
原品機関管理番号 TB-1171

作品解説

禅宗は座禅を通した体験を重視する仏教の宗派です。日本では禅宗の僧侶の書を墨跡と呼んでいます。この墨跡は、中国の僧侶、圜悟克勤(えんごこくごん)が弟子の虎丘紹隆(くきゅうじょうりゅう)に対し、禅の教えを授けたことを証明するために与えた「印可状」の前半部分です。禅がインドから中国に渡り、宋時代に及んで分派した経緯を述べ、禅の精神を説いています。 筆者の圜悟克勤(えんごこくごん)は北宋の徽宗(きそう)皇帝や、南宋の高宗皇帝からあつく敬われた、宋時代を代表する禅僧で、育てた弟子の中には、大慧宗杲(だいえそうこう)や虎丘紹隆(くきゅうじょうりゅう)などの名僧がいます。 型にとらわれぬ伸びやかな書きぶりのなかにも、厳格な修行をの末に行き着いた、飾らぬ、枯れた味わいがあります。墨蹟としては最も古い部類に属し、筆者の禅僧としての偉大さとあいまって、古くから墨蹟の名品とされてきました。禅の思想は茶道とも結びついたことから、墨跡は茶室に掛ける「茶掛け」として欠かせないものとなり、大坂・堺の豪商茶人である谷宗卓(たにそうたく)や、松江藩主で茶人としても名高い松平不昧(まつだいらふまい)が一時は所有するなど、名だたる茶人にも珍重されたのです。桐の筒に入って薩摩の坊津(ぼうのつ)海岸に流れ着いたとの伝承から、「流れ圜悟」(ながれえんご)の異名をもちます。 ―ColBase解説より