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埴輪 挂甲の武人(部分)
埴輪 挂甲の武人(正面)
埴輪 挂甲の武人(背面)

複製品詳細

名称 埴輪 挂甲の武人
ふりがな はにわ けいこう ぶじん
員数 1個
複製材質等 樹脂製
複製制作年 2020
複製制作 トリアド工房

原品詳細

指定 国宝
作者出土地等 群馬県太田市飯塚町出土
原品所蔵者 東京国立博物館
原品材質等 土製
原品時代・世紀 古墳時代・6世紀
原品機関管理番号 J-36697

作品解説

甲冑に身を固め、大刀と弓矢をもつ武人の埴輪。武器・武具が精巧に表現され、古墳時代後期の東国武人の武装を知ることができる貴重な資料である。冑(かぶと)は衝角付(しょうかくつき)冑と呼ばれるもので、顔を守る頬当てと後頭部を保護する錣(しころ)が付いている。また粘土の小粒を貼り付けて冑が鉄板を鋲で組み合わせて造られていたことを表す。甲(よろい)は小さな鉄板を綴じあわせた挂甲(けいこう)で、肩甲や膝甲、籠手(こて)、臑当(すねあて)、沓(くつ)も表現されている。一方、右手は腰に帯びた大刀に添え、左手に弓を持っている。左手首に巻かれているのは弓の弦から手を守る鞆(とも)で、背中には鏃(やじり)を上にして矢を収めた靫(ゆき)を背負う。このほか10か所に見られる蝶結びから、紐で結んで甲を着装していたことがわかる。挂甲は右衽(みぎまえ)に引き合わせて結び、膝甲、臑当は後ろで紐を結んでいる。また肩甲の下に短い袖が表現されており、籠手は素肌につけていたことになる。顔立ちはおだやかで、全体に均整がとれ、熟練した工人が製作したと考えられる。群馬県東部の太田市周辺では、同じような特色をもつ優れた武人埴輪が数体出土しており、この地域に拠点をおく埴輪製作集団の存在が想像される。 ―e国宝解説より