会期 2023年10月6日(金) ~ 2023年11月26日(日)
会場 広島県立歴史民俗資料館
貸与件数: 8件
ホームページ https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/rekimin/
主催 広島県立歴史民俗資料館、中国新聞社
特別協力 文化財活用センター、東京国立博物館、京都国立博物館、江の川漁業協同組合、三次鵜飼伝統文化振興会、三次鵜飼鵜匠会
後援 三次市、三次市教育委員会、一般社団法人広島県観光連盟、一般社団法人三次観光推進機構、NHK広島放送局、中国放送、広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、三次ケーブルビジョン、広島エフエム放送、エフエムふくやま、江の川水系漁撈文化研究会
ぶんかつブログ(展覧会紹介) https://cpcp.nich.go.jp/modules/rblog/index.php/1/2023/11/02/blog150/
チラシPDF

古事記や万葉集にも登場する「鵜飼」は長い歴史をもつ伝統的な漁法です。広島県三次市の「三次鵜飼」は原初的な形態を保ったまま近世以前から続き、広島県無形民俗文化財に指定されています。本展は、古代以前に遡る鵜飼の歴史性や、絵画や造形で表現された鵜飼の持つ美術性や精神性など、日本文化の中での鵜飼の位置づけを明らかにしたうえで、三次鵜飼の持つ特徴を紹介する展覧会です。東京国立博物館からは、鵜飼が描かれた高橋由一の油彩画「長良川鵜飼」を含む5件、京都国立博物館からは水辺に漂う鵜飼舟に飛び交う鵜が表された「帷子 淡浅葱麻地御所解(鵜飼)文様」などの3件を貸し出します。


主な出品作品

長良川鵜飼 高橋由一筆 明治24年(1891) 絹本・油彩 東京国立博物館蔵

鵜水滴 江戸時代・18〜19世紀 銅鋳造、彫金 渡邊豊太郎・渡邊誠之氏寄贈 東京国立博物館蔵

玉川鵜飼遊記 田中芳男著、中島仰山他画 明治9年(1876) 紙本着色、施風葉 東京国立博物館蔵

帷子 淡浅葱麻地御所解(鵜飼)文様 江戸時代・18~19世紀 京都国立博物館蔵

開催の様子

広島県立歴史民俗資料館 外観

「三次鵜飼と日本の鵜飼」展 展示会場風景

(左)帷子 淡浅葱麻地御所解(鵜飼)文様(京都国立博物館蔵)(右)浅黄麻地鵜飼模様帷子(東京国立博物館蔵)

山水図漁樵耕読 指頭山水横屏(四屏のうち右二)指頭山水横屏(四屏のうち左二屏)(京都国立博物館蔵)の展示の様子