会期 | 2021年9月23日(木) ~ 2021年11月14日(日) |
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会場 | 奈良県立美術館 |
貸与件数: | 24件 |
ホームページ | http://www.pref.nara.jp/11842.htm |
主催 | 奈良県立美術館 |
特別協力 | 文化財活用センター、東京国立博物館、奈良国立博物館 |
後援 | NHK奈良放送局、奈良テレビ放送株式会社、株式会社奈良新聞社、西日本旅客鉄道株式会社、近畿日本鉄道株式会社、阪神電気鉄道株式会社、奈良交通株式会社、奈良県商工会議所連合会、奈良県商工会連合会、奈良県中小企業団体中央会、株式会社南都銀行、(一社)日本旅行業協会、(一社)全国旅行業協会奈良県支部、(一社)国際観光日本レストラン協会、(一財)奈良県ビジターズビューロー、(公社)奈良市観光協会、奈良県旅館・ホテル生活衛生同業組合 |
ぶんかつブログ(展覧会紹介) | https://cpcp.nich.go.jp/modules/rblog/index.php/1/2021/10/07/blog86/ |
奈良一刀彫(奈良人形)を芸術の域に高めたことで知られる森川杜園(1820~1894)。幕末明治期に活躍した奈良出身の杜園は造形力豊かな彩色木彫を手掛けた一方、明治政府が進めた古器旧物調査(壬申検査)を背景に、博物局や博覧会からの依頼を受けて名宝の模写、模造の制作に取り組み、卓越した技術を発揮した彫工です。
本展では、杜園が手掛けた奈良人形の代表作「能人形 牛若・熊坂」をはじめ、杜園の超絶技巧が発揮された模造「九面観音立像」など24件の文化財を東京国立博物館ならびに奈良国立博物館から貸し出します。
主な出品作品
能人形 牛若・熊坂 森川杜園作 明治時代・19世紀 東京国立博物館蔵
天燈鬼立像(模造) 森川杜園模 明治時代・19世紀 東京国立博物館蔵
原品:興福寺蔵
観音菩薩立像(九面観音立像)(模造) 森川杜園模 明治25年(1892) 東京国立博物館蔵
原品:法隆寺蔵
如意輪寺堂扉(模造) 森川杜園模 明治時代・19世紀 奈良国立博物館蔵
開催の様子
奈良県立美術館 外観
「森川杜園展」 看板
東京国立博物館所蔵の森川杜園作「能人形 牛若・熊坂」を展示
森川杜園が模写を担当した、東京国立博物館所蔵の「正倉院御物図」を展示
森川杜園模「観音菩薩立像(九面観音菩薩立像)(模造)」(東京国立博物館蔵、原品:法隆寺蔵)
「森川杜園展」では本作のみ、来館者による写真撮影が可とされた。