特別展「きもの　KIMONO」が、東京国立博物館平成館にていよいよ本日から開幕します（4月に開幕の予定が、コロナウイルス感染拡大防止のため、延期されていたものです）。
〈冬木小袖〉修理プロジェクトで修理のためのご寄附をお願いしている、尾形光琳が秋草を描いたきもの重要文化財「小袖　白綾地秋草模様（こそで しろあやじあきくさもよう、 通称〈冬木小袖〉）」（東京国立博物館所蔵）も、本展での通期展示を予定しています。
本格修理に入る前の最後の展示です。ぜひ〈冬木小袖〉に会いに来てください！

（※混雑緩和のため、本展では事前予約制(日時指定券)を導入しています。入場にあたってはオンラインでの「日時指定券」の予約が必要です。特別展公式サイト[https://kimonoten2020.exhibit.jp/]から必ずご予約のうえ、ご来館ください。）

〈冬木小袖〉修理プロジェクトでは、今日6月30日からもうひとつ、新たな取り組みが始まります。 それは、「初音ミク」を展開するクリプトン・フューチャー・メディア(株)との共同により生まれた「〈冬木小袖〉ミク」グッズの発売です。 コラボレーショングッズは全部で9種類。トーハク平成館特別展会場のショップ、本館1階のミュージアムショップのほか、「〈冬木小袖〉ミク オフィシャルECサイト」[https://fuyukikosode-miku.selforder.live/]でもお買い求め頂けます。売り上げの一部が寄附につながる取り組みです。

キービジュアルでは〈冬木小袖〉モチーフの振袖を着たミクが、トーハクの大階段に立つ姿が描かれています。デザインは国内外で活躍するイラストレイター・キャラクターデザイナーの森倉円（もりくらえん）さんに担当していただきました。青緑色の髪の「初音ミク」と〈冬木小袖〉がマッチしてとても華やかです。

「〈冬木小袖〉ミク」　帯には光琳の作品から流水紋や燕子花（かきつばた）の模様を取り入れました

コラボレーショングッズとして、アクリルパネル、ミニ色紙、クリアファイルやミルキー缶など、バリエーション豊かにご用意しています。ラインナップは続々追加予定です。
ぶんかつウエブサイトの「〈冬木小袖〉ミク」ページでもお知らせしていますのでぜひチェックしてみてください。

▷〈冬木小袖〉ミクのページを見る

アクリルパネル（A3）53,000円(税込)
置く場所や光の当て方によってさまざまな表情をお楽しみいただけます

クリアファイル　550円(税込)
A4サイズのクリアファイル、紙を入れてもミクが見えます

 

また、特別展「きもの　KIMONO」の会期中には、「〈冬木小袖〉ミク」と写真が撮れるバナーを平成館ラウンジにご用意しています。
ミクと同じポーズでの写真撮影もおすすめです。TwitterやInstagramに「#冬木小袖ミク」でアップし、ぜひ私たちにもシェアしてください！(＠cpcp_nich)
ぶんかつTwitter / ぶんかつInstagram

平成館1階ラウンジの撮影コーナー　等身大のミクと一緒に写真をどうぞ

このブログをご覧いただいた皆さまのご来館、そしてご寄附を心よりお待ちしております。