
2018年から東京国立博物館法隆寺宝物館で公開していたインタラクティヴコンテンツ「8Kで文化財 国宝 聖徳太子絵伝」が2026年1月、「デジタルアートビューア 国宝 聖徳太子絵伝~太子の生涯と超人伝説~」として生まれ変わり、オンライン公開を開始いたしました。
学校やご自宅など、いつでもどこからでも国宝「聖徳太子絵伝」を高精細画像とエピソード解説とともに楽しく鑑賞できます。
中国語・韓国語も加え、日英中韓の4か国語対応コンテンツとして、さらに多くの方に楽しんでいただけるようになりました。
https://edu-cpcp.nich.go.jp/eden/
ご利用にあたって、下記の【推奨環境】をご確認ください。
推奨環境
以下の環境下でご利用されることを推奨します。
・インターネットに接続されている端末であること
・10インチ以上の画面サイズ
・1366×768ピクセル以上で横表示ができること
・タッチパネルもしくはマウスポインティングデバイスが使えること
・すべてのOS・ブラウザ・デバイスで動作を保証するものではありません。あらかじめご了承ください。

国宝「聖徳太子絵伝」 致貞 筆/平安時代・延久元年(1069)/綾本着色/ 10 面/東京国立博物館(N-1)
東京国立博物館所蔵の国宝「聖徳太子絵伝」は、かつて奈良・法隆寺の絵殿(えでん)を飾っていた大画面の障子絵です。平安時代・延久元年(1069)、絵師・秦致貞(はたのちてい)によって描かれました。聖徳太子の生涯を描く聖徳太子絵伝のなかでもっとも古く、初期やまと絵の代表作にあげられます。しかし、長い年月を経て画面のいたみがひどく、くわしく鑑賞することがかないません。
〈デジタルアートビューア 国宝 聖徳太子絵伝~太子の生涯と超人伝説~〉は、国宝「聖徳太子絵伝」の高精細画像を用いて、展示室ではかなわない新たな鑑賞体験ツールとして、2018年に東京国立博物館、文化財活用センター、NHKエデュケーショナルが共同で開発したコンテンツをウェブ用に改修し、中国語、韓国語を追加搭載したアプリケーションです。

1面およそ縦1.9m×横1.5mの本作品を、計28区画に分割して撮影したデータをもとに、画像をつなぎ合わせて1面で18億画素の画像データを作成しました。鑑賞者自身の操作により、2面で36億画素という画像データがリアルタイムに処理され、ご自宅のPCやスマートフォンなど携帯端末に表示されます。
国宝「聖徳太子絵伝」の見たい部分を大きく拡大すると、聖徳太子の表情までくわしく確認することができ、聖徳太子の生涯のエピソードから見たい場面を選び、その場面の解説もお楽しみいただけます。およそ千年前に描かれた国宝の絵伝と聖徳太子の魅力を、間近でじっくりとご堪能ください。
*デジタルコンテンツ制作 : 文化財活用センター、NHKエデュケーショナル
*日本語・英語・中国語・韓国語に対応しています

本コンテンツでは、聖徳太子の生涯に起こったエピソードの中から厳選した12の超人伝説から、興味のあるエピソードを選んで各場面をじっくり鑑賞することが可能です。
たとえば、太子33歳のエピソード「日本初の憲法制定」を選べば、よく知られた「十七条憲法をつくる」太子が描かれた場面を鑑賞できます。

太子が「十七条憲法をつくる」場面(第6面)。エピソードの中にはクイズも用意されており、答えを探すゲームとしても楽しめます。

第1面には超人的能力で空中浮遊しながらほほえむ聖徳太子。一体どこにいるのでしょう?

「答えを見る」ボタンを押すと該当箇所が示されます。さらにこの場面を大きく拡大すると、ほほえむ聖徳太子の姿が!
実作品が展示室に展示されても肉眼ではなかなかはっきりと見ることは困難であった作品の詳細を、手元の端末で拡大して
じっくり鑑賞できるのがこのアプリケーションの魅力です。
12のエピソードをはじめとする「聖徳太子絵伝」の見どころは60場面。

ほかにも、作品の来歴や聖徳太子関連年表など、作品の理解につながる情報も充実しています。
様々な角度から国宝「聖徳太子絵伝」をお楽しみください。