展示 ・イベント

大雅と蕪村―文人画の大成者

会期 2021年12月4日(土) ~  2022年1月30日(日)
会場 名古屋市博物館
開館時間 9時30分~17時(入場は16時30分まで)
休館日 毎週月曜日(祝休日の場合は翌平日)、第4火曜日、年末年始
※12月6日(月)、12月13日(月)、12月20日(月)、12月27日(月)~1月3日(月)、1月11日(火)、1月17日(月)、1月24日(月)、1月25日(火)
観覧料金 一般1,400円(1,200円)、高大生900円(700円)、小中生500円(300円)
※カッコ内は20名以上の団体料金。
主催 名古屋市博物館、中日新聞社、日本経済新聞社、テレビ愛知
助成 公益財団法人 花王芸術・科学財団、文化庁(令和3年度地域ゆかりの文化資産を活用した展覧会支援事業)
協力 文化財活用センター
ウェブサイト 名古屋市博物館
http://www.museum.city.nagoya.jp/
 

ふたりの楽園にようこそ

 

展示のみどころ

江戸時代の中頃に活躍した池大雅(いけのたいが、1723~1776)と与謝蕪村(よさぶそん、1716~1783)は、日本における文人画の大成者として知られます。その両者が競演したことで名高い国宝『十便十宜図(じゅうべんじゅうぎず)』(明和8年作、川端康成記念会蔵)は、かつて鳴海宿(なるみじゅく、現名古屋市緑区)の豪商・下郷学海(しもざとがっかい、1742~1790)が所蔵していました。
本展覧会は、『十便十宜図』誕生から250年を記念して、大雅と蕪村、両者による文人画の名品を展示します。加えて、関連資料や尾張ゆかりの画家の作品をまじえながら、大雅・蕪村と当地の関係を探っていきます。

国宝 池大雅『十便図』より「課農便図」 川端康成記念会蔵
※当該場面の展示期間は終了しました(当該場面の展示期間:12/9~12/14)

国宝 与謝蕪村『十宜図』より「宜夏図」 川端康成記念会蔵
※当該場面の展示期間は終了しました(当該場面の展示期間:12/9~12/14)

高精細複製による鑑賞体験

東京国立博物館が所蔵する池大雅「楼閣山水図屏風」、与謝蕪村「山野行楽図屏風」の高精細複製を露出展示します。ガラスケースなしで、畳に座り屏風を眺めることで、当時の鑑賞の追体験を目指します。
本展示は、「令和3年度 地域ゆかりの文化資産地方展開促進事業(先端技術を活用した文化資産コンテンツ制作プロジェクト)」の一環として文化財活用センター〈ぶんかつ〉が提供しています。

国宝 池大雅「楼閣山水図屏風」(部分)東京国立博物館蔵

重要文化財 与謝蕪村「山野行楽図屏風」(部分) 東京国立博物館蔵

複製展示期間
2021年12月4日~12月26日 重要文化財 与謝蕪村「山野行楽図屏風」(高精細複製品)
2021年1月4日~1月30日 国宝 池大雅「楼閣山水図屏風」(高精細複製品)