会期 | 2021年10月30日(土) ~ 2021年12月5日(日) |
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会場 | 都城市立美術館 |
開館時間 | 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日 |
観覧料金 | 一般:1000円(800円)、高大生:600円(400円)、中学生以下無料 フリーパス:1300円(会期中何度でも入場できます) ※カッコ内は、前売り、65歳以上、20名以上の団体等の割引料金 ※文化の日(11月3日)は全員無料、家庭の日(11月21日)は高校生以下同伴の家族無料 |
主催 | 都城市立美術館特別展実行委員会(都城市立美術館、MRT宮崎放送) |
特別協賛 | 霧島酒造株式会社 |
協賛 | 南日本酪農協同株式会社 |
後援 | 宮崎県・一般社団法人都城芸術文化協会・一般社団法人都城観光協会・宮崎日日新聞社・南日本新聞社・朝日新聞社・毎日新聞社・読売新聞西部本社・ 西日本新聞社・NHK宮崎放送局・MBC南日本放送・KTS鹿児島テレビ・KKB鹿児島放送・KYT鹿児島読売テレビ・エフエム宮崎・エフエム鹿児島・BTV株式会社 |
助成 | 文化庁(令和3年度地域ゆかりの文化資産を活用した展覧会支援事業)、一般財団法人自治総合センター |
協力 | 文化財活用センター |
ウェブサイト | 都城市立美術館 https://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/site/artmuseum/ |
日本美術の歴史と源流を辿る
展示のみどころ
開館40周年を記念し、日本美術の流れを都城・南九州の視点から振り返る特別展です。
第1章では、室町時代の画僧・雪舟の流れを汲む絵画作品をご紹介し、日向、薩摩、大隅に広がった中世水墨画の風を感じ取ります。第2章では画壇として日本美術史上最大の勢力を築いた狩野派を中心に、円山・四条派などを含む、近世絵画をご紹介します。薩摩出身の木村探元や、島津家の私領であった都城からも狩野派に学んだ絵師が活躍した時代です。第3章では西洋美術の流入によって新たに方向づけられた近代美術を、南九州ゆかりの画家を通じて見つめます。
本展を通して、変化し続けた日本美術の源流を再発見し、それらと結びついた南九州の歴史・文化の魅力を感じて下さい。
少女・雪子十一歳 黒田清輝 東京国立博物館蔵
四季花鳥図屏風(右隻) 狩野常信 板橋区立美術館蔵
国宝 秋冬山水図 雪舟等楊筆
2幅 紙本墨画 室町時代・15世紀末~16世紀初 各47.7×30.2㎝ 東京国立博物館蔵
室町時代からの伝統的建築様式である「床の間」で、東京国立博物館が所蔵する国宝掛軸の高精細複製をご覧いただく鑑賞プログラムです。
現在は、博物館や美術館のガラスケース越しに眺める機会の多い掛軸ですが、本来は、季節や行事ごとに、室内に掛け替えて楽しむものでした。今回の展示では、床の間を模した造作に、限りなく実物に近い高精細複製の掛軸を掛け、間近での作品鑑賞をお楽しみいただけます。
本展示は、「令和3年度 地域ゆかりの文化資産地方展開促進事業(先端技術を活用した文化資産コンテンツ制作プロジェクト)」の一環として文化財活用センター〈ぶんかつ〉が提供しています。
高精細複製の展示風景