文化財の貸与

佐野市合併20周年記念特別企画展 丸山瓦全と佐野の文化財保護~天明鋳物を護り、エラスムス像を見つけた~(仮称)

重要文化財 銅梅竹透釣燈籠 室町時代・天文19年(1550) 千葉市中央区千葉寺町千葉寺址出土 銅製 鋳造畑野勇治郎氏寄贈 東京国立博物館蔵

会期 2025年1月25日(土) ~ 2025年3月9日(日)
会場 佐野市立吉澤記念美術館
貸与件数: 9件(予定)
主催 佐野市立吉澤記念美術館、佐野市、佐野市教育委員会
特別協力 文化財活用センター、東京国立博物館

佐野市立吉澤記念美術館では佐野市合併20周年を記念し、足利の考古学者・丸山瓦全(1874~1951)を取り上げた展覧会を開催します。丸山瓦全は、少年期を母の実家である葛生(佐野市)の吉澤家で過ごしました。同家は江戸時代後期以来書画に親しんだことから、瓦全も幅広い文物に深い関心を持ちました。龍江院(佐野市)にあったリーフデ号船尾像の発見・調査と旧国宝指定、天明鋳物研究と戦時下における梵鐘保護活動など、栃木県の文化財保護に大きな功績を残しました。 本展では「銅梅竹透釣燈籠」(重要文化財)をはじめ、東京国立博物館から9件を貸し出す予定です。


主な出品予定作品

重要文化財 銅梅竹透釣燈籠 室町時代・天文19年(1550) 千葉市中央区千葉寺町千葉寺址出土 銅製 鋳造 畑野勇治郎氏寄贈 東京国立博物館蔵

筋釜 室町時代・16世紀 東京国立博物館蔵

天明口厚釜 天明 室町時代・16世紀 鉄製 鋳造 東京国立博物館蔵

銅環 古墳時代・6~7世紀 栃木県佐野市出流原町出土 東京国立博物館蔵