会期 2022年4月23日(土) ~ 2022年6月5日(日)
会場 刈谷市歴史博物館
貸与件数: 3件
ホームページ https://www.city.kariya.lg.jp/rekihaku/index.html
主催 刈谷市歴史博物館
特別協力 文化財活用センター、東京国立博物館、京都国立博物館
ぶんかつブログ(展覧会紹介) https://cpcp.nich.go.jp/modules/rblog/index.php/1/2022/05/19/blog101/
チラシPDF

愛知県刈谷市をはじめとする西三河地域は、かきつばたの名所として知られます。これは、平安時代の歌物語「伊勢物語」第九段の「東下り」で、在原業平といわれる主人公が八橋(現・愛知県知立市)で「かきつばた」を歌に詠んだことに由来します。公家の教養であった「伊勢物語」は、江戸時代には尾形光琳(1658~1716)や乾山(1663~1743)といった琳派によって八橋のかきつばたが描かれ、出版文化の隆盛とともに庶民にも活字で読まれるようになりました。
本展では、「伊勢物語絵巻(模本)」などを東京国立博物館から、「伊勢物語絵巻 上巻」を京都国立博物館から貸し出し、江戸時代に焦点をあて、伊勢物語やかきつばたが広く受容された歴史を紹介します。


主な出品作品

伊勢物語絵巻(模本) 巻第一(部分) 古藤養成(他)模 江戸時代・天保9年(1838) 東京国立博物館蔵

伊勢物語絵巻 上巻(部分) 江戸時代・17世紀 京都国立博物館蔵

 

開催の様子

刈谷市歴史博物館 外観

刈谷市歴史博物館 入口

「伊勢物語とかきつばた」展 展示会場風景

「伊勢物語絵巻」上巻(京都国立博物館蔵)を展示