歌舞伎図屏風(部分)
歌舞伎図屏風 左隻
歌舞伎図屏風 右隻

複製品詳細

名称 歌舞伎図屏風
ふりがな かぶきずびょうぶ
員数 6曲1双
複製材質等 和紙に印刷・金箔
複製制作年 2019
複製法量 各170.0×397.6
複製制作 綴プロジェクト

原品詳細

指定 重要文化財
作者出土地等 菱川師宣筆
原品所蔵者 東京国立博物館
原品材質等 紙本金地着色
原品時代・世紀 江戸時代・17世紀
原品機関管理番号 A-11084(複A-11084-1)

作品解説

6枚のパネルがつながった屏風が、2つでセットになった6曲1双の作品です。江戸時代前期の浮世絵師、菱川師宣が歌舞伎の劇場を描いたもので、今回は、1双のうち左の屏風のみを展示しています。 屏風の右側には、劇場の楽屋が描かれています。顔を洗う人、髪を結う人、衣装を身につける人、お茶を点てる人など、舞台の裏側ならではの場面ばかり。さらに左側に目をうつすと、そこは芝居小屋とつながってある芝居茶屋(しばいじゃや)の内部です。楽器の演奏にのって舞を舞う人物、その舞を見ながらお酒を飲む人、桜を眺める人などがあらわされています。ここは、役者が客をもてなす、特別なサロンのようなところのようです。一般の観客が誰でも見ることができる舞台とはちょっと違う空間のようですね。人物ひとりひとりが生き生きと描かれていて、活気あふれる作品です。 ふつうの屏風よりも20センチほど大きい、高さ170センチの屏風です。サイズから言っても、特別注文で作られた品でしょうか。 ―ColBase 国立博物館所蔵品統合検索システムより

 

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