ぶんかつアウトリーチプログラム
場所: 名古屋市立南陽中学校
参加者数: 195名(39名×5クラス)
期間: 2024年4月26日(金) ~ 2024年4月26日(金)

 国語ご担当の先生から「修学旅行の事前学習として、文化財や博物館の楽しみ方を知ってもらいたい」とご要望をいただき、中学3年生の総合的な学習の時間で実施しました。

講師は飯田茂雄・小島有紀子(文化財活用センター企画担当研究員)が務めました。

生徒たちは中学2年生の国語で学習した「平家物語」の「敦盛の最後」などのエピソードを思い出しながら、じっくりと屏風を鑑賞していました。

細かく書き込まれた屏風の描写から、那須の与一や弁慶などお目当ての人物を探し出した生徒も。

かつては調度品として日常的に用いられた屏風が、現代では生活スタイルの変化にともない文化財として博物館に収蔵されていることなど、解説を織り交ぜ授業を進めていきました。

自分たちの暮らしのまわりに、文化財や博物館が存在していることを知ってもらうきっかけになれば幸いです。