教育プログラム

自分だけの松林図屏風をつくってみよう!

ぶんかつアウトリーチプログラム
場所: 北区立なでしこ小学校
参加者数: 84名(小学校6年生2クラス・特別支援級)
期間: 2023年10月17日(火) ~ 2023年10月17日(火)

ご担当の先生から、「歴史が実在したことや、その時代の空気感のようなものを文化財から感じてほしい」とのご要望を頂き、社会の授業でご活用いただきました。6年生2クラスのうち、1クラスは特別支援級と合同で実施し、講師は小島有紀子・松沼穂積(文化財活用センター企画担当)が担当しました。各クラスの授業を2コマ連続とし、鑑賞45分・制作45分の計90分で実施しました。

先生はふだんから、歴史の授業の導入にその時代をあらわす文化財を紹介するなど、子どもたちが歴史を身近に感じるような工夫をなさっているそうです。室町時代の歴史で水墨画を学ぶことから、松林図屏風のプログラムを社会の授業に取り入れてくださいました。制作では、鑑賞の際に気づいた墨の濃淡などを取り入れ、各自が工夫を凝らした屏風に仕上げていました。


授業の様子① 屏風に近づいて鑑賞すると、新たな発見も。

授業の様子② 季節はいつ?何時頃?想像しながらみてみましょう。

授業の様子③ 鑑賞の後は、スタンプや筆ペンを使って自分だけの屏風づくりに挑戦。

授業の様子④ 最後はクラスのみんながつくった屏風を鑑賞。力作ぞろいです。