教育プログラム

見て、感じて、楽しむ松林図屏風

ぶんかつアウトリーチプログラム
場所: 葛飾区立上平井中学校
参加者数: 171名(中学校3年生4クラス・特別支援級15名)
期間: 2023年4月24日(月) ~ 2023年4月24日(月)

修学旅行に向けた事前学習として、中学校3年生の総合的な学習の時間で活用いただきました。講師は小島有紀子・飯田茂雄・松沼穂積(文化財活用センター企画担当)が務めました。

京都・奈良への修学旅行を予定しているため、「文化財への興味・関心を高めたい、絵画の鑑賞のポイントについて学びたい」とのご要望を頂きました。ろうそくの灯りを模した照明で昔の人と同じように屏風を鑑賞したり、想像を膨らませて描かれた風景の中に心を遊ばせたりといった基本の鑑賞プログラムに、文化財って何だろう?ということを考えてもらうための解説を加えて実施しました。

友人とささやき合いながら熱心に屏風を眺めたり、まっすぐなまなざしで解説を聞いてくれたりと、生徒のみなさんは静かながらもしっかりと内容を受け止めてくれていたようでした。


授業の様子① 生徒さんの目の前で屏風を開いていきます。

授業の様子② 屏風に近づいてみてみます。みなさん熱心に眺めていました。