教育プログラム

自分だけの松林図屏風を作ってみよう!

ぶんかつアウトリーチプログラム
場所: 舟形町中央公民館
参加者数: 18名
期間: 2022年8月7日(日) ~ 2022年8月7日(日)

舟形町教育委員会ご担当者からのお申し込みで、プログラムを実施しました。舟形町では町の中央公民館で毎年8月上旬に「縄文の女神まつり」を実施しており、今年は8月6日と7日に開催を予定していました。文化財に関する展示を行なって広く地域住民に文化財に対する興味関心を持って頂くことを目的としているほか、コロナで修学旅行等も縮小されてしまい文化財等に触れる機会を失った児童に機会を与えたいというご希望があり、実施したものです。講師は小島有紀子・飯田茂雄(文化財活用センター 企画担当研究員)が務めました。

当日はキットの予備もあったことから、一緒に来館された保護者の方にもプログラムに参加いただきました。いつも一緒にいる家族と参加すると、自由な意見が飛び出す一方、少し恥ずかしがってしまった参加者もいました。90分バージョンを60分に短縮し、前後半を半々の時間を取って実施しましたが、心の中に見えてきた風景を、うまく制作に表してくれました。


プログラムの様子① 土偶の複製品も貸出していたので、今回は舟形町のみなさんに身近な土偶(遮光器土偶のレプリカ)を使用して文化財について学びます。

プログラムの様子② 自然の光で屛風を鑑賞。ちょうど霧雨が降っており、朝もやみたい、霧がかかっていそう、などの意見が飛び出します。

プログラムの様子③ 後半は自分だけの松林図屛風の制作。黙々と集中して制作していました。

プログラムの様子④ 松林の中に「縄文の女神」が登場。実は参加したお子さんのうち、約半数は松林と縄文の女神がコラボしていました。