教育プログラム

自分だけの松林図屏風をつくってみよう!

ぶんかつアウトリーチプログラム
場所: 杉並区立杉並第二小学校 図工室
参加者数: 79名(6年生3クラス)
期間: 2019年7月5日(金) ~ 2019年7月5日(金)

ご担当の先生から「小学校6年生のカリキュラムに沿って『墨で表そう』という活動をしているので、びょうぶを前にして体験学習を行ないたい」とのご希望をいただき、本プログラムを実施しました。当日は45分間の授業時間に合わせて1クラスずつプログラムを行ないました。講師は小島有紀子・西木政統(文化財活用センター 企画担当)が務めました。

プログラムは、松林図屏風の高精細複製をもちいて墨の表現をじっくり鑑賞した後に、びょうぶ型のワークシートと松のスタンプを使って、自分だけの松林図屏風を作るという構成です。

スタンプの配置を考えて空間を広くとったり、スタンプにつけるインクの濃さを調整して黒のグラデーションで松を表現したり、スタンプの一部にのみインクをつけて背景をあらわしたりと、それぞれの工夫を凝らしたとても素敵なミニ松林図屏風ができました。

 


実施の様子① 松林図屏風を鑑賞した後は、ワークシートを使ってミニ屏風の制作にチャレンジ!

実施の様子② 5種類の松のスタンプを使います。インクの濃さや配置はどうする?

実施の様子③ 最後に、折り目をつけてびょうぶの形に仕立てます。

実施の様子④ オリジナルびょうぶの完成です!びょうぶを立てるとどんな風にみえるかな?