教育プログラム

自分だけの松林図屏風を作ってみよう!

ぶんかつアウトリーチプログラム
場所: 青梅市立若草小学校
参加者数: 68名(4年生2クラス)
期間: 2020年12月4日(金) ~ 2020年12月4日(金)

青梅市立若草小学校では「アートイヤー2020」というテーマを学校目標として掲げているそうです。図画工作ご担当の先生から、「外部講師を招いて日常では体験できない学習をしたり、図工・美術の作品を手に取れる場所に日常的に展示したりするなどして、子供たちの情操を豊かにしていきたい」とのご要望をいただき実施しました。
クラスごとに3・4時間目、5・6時間目と連続した2時限で授業を行ない、講師は小島有紀子(文化財活用センター企画担当)が務めました。はじめの時限では時間をかけてじっくりと松林図屏風を鑑賞し、絵の中に広がる風景や音、季節、時間を想像しながら楽しみました。続く時限では、想像したことや感じたことをびょうぶ型のワークシートに表現していきます。スタンプだけで表わす、筆ペンも使う、などそれぞれの工夫が光り、さまざまな松林図屏風が出来上がりました。


実施の様子① グループごとに屏風に近づいて、描かれているものをじっくりと見てみます。

実施の様子② 5種類の松のスタンプと筆ペンを使用して、心に見えてくる松林を表現していきます。

実施の様子③ 授業の感想を書いている様子。作ったミニ屏風は、本来の使い方である(机の上の)間仕切りとして活躍していました。

図工室に張り出された先生手作りの資料。これをもとに、墨の濃淡の出し方について説明しました。