教育プログラム

江戸きものファッションツアー

トーハクキッズデープログラム
場所: 東京国立博物館
参加者数: 181人(計4回実施)
期間: 2024年7月28日(日) ~ 2024年7月28日(日)

東京国立博物館で開催中の体験型展示「江戸きものLOOKBOOK」(会期:2024年7月23日~9月23日)の関連プログラムとして、トーハクキッズデーに子どものためのギャラリートークを実施しました。講師は沼沢ゆかり(文化財活用センター企画担当)が務めました。

ツアーのテーマは「おしゃれ」。江戸の人はどんな風にファッションを楽しんでいたのでしょう?本館10室からスタートし、まずは人びとが身に着けたきものや髪飾りに注目して浮世絵を鑑賞してみます。次に、夏に着用したきものをみながら、素材や模様で涼しさを演出する工夫について考えました。最後は特別4室に移動し、江戸時代の着方で着付けた複製きものと現代の着用姿を比較しつつ、きもののデザインや着方には時代ごとに流行があることを紹介しました。

参加した子どもたちは江戸時代のファッションに興味津々。流行のデザインが多数掲載された雛形本を手に取る場面では、「私ならここはピンクにしたい」と言いながらデザインを選ぶお子さんも。まさに江戸時代の人びとのように、おしゃれを楽しんでいました。


実施の様子① 描かれた人びとの装いに注目して浮世絵をみてみます。

実施の様子② 絵の中の人物は、現代のきもの姿とはずいぶん違った着こなしですね。

実施の様子③ 昔風に着付けた複製きものをみてみます。どこが違うかな?

実施の様子④ 復刻版の雛形本を手に取ってみてみましょう。