ぶんかつアウトリーチプログラム
場所: 目黒区大鳥中学校
参加者数: 300名
期間: 2024年3月6日(水) ~ 2024年3月6日(水)

美術ご担当の先生から「教科書やタブレットの小さな画面で作品を見る機会が多く、ぜひ実物の迫力や間近でみる楽しさを知ってもらいたい」とのご要望をいただき、実施しました。

講師は小島有紀子・飯田茂雄(文化財活用センター企画担当研究員)が、サポートは増田政史(文化財活用センター企画担当)が務めました。

基本のスクリプトに沿って実施しましたが、古典の授業で平家物語を学んでいた生徒たちは、「扇の的」の場面にいち早く気づき、中には原文を諳んじる生徒も。科目をこえて知識が繋がっていくことに面白さを感じていたようです。

近づいてじっくり見ることで、右隻から左隻へとつながっていく場面の流れを意識しながら屏風を楽しんで鑑賞していました。


授業の様子➀ 現代では見かけることの少なくなった屏風。昔の人々の使い方をパネルで紹介します。

授業の様子② 屏風を間近で見ると色々と発見が。気になったところを友達と話しながら共有。

授業の様子③ この日は公開授業も兼ねていたため、保護者の方の見学もありました。