教育プログラム

【特別支援学級】自分だけの松林図屏風をつくってみよう!

ぶんかつアウトリーチプログラム
場所: 中野区立第二中学校(特別支援学級)
参加者数: 13名
期間: 2024年2月9日(金) ~ 2024年2月9日(金)

特別支援級担任の先生から「日本文化体験(日本美術鑑賞・模写) 修学旅行事前学習(寺社仏閣の拝観の仕方・襖絵・屏風の鑑賞の仕方など)の学習に活用したい」とのご希望で申し込みをいただき、プログラムを実施しました。講師は小島有紀子・清水澄子(文化財活用センター企画担当)が務めました。プログラムは通常の内容と同じ構成で実施し、問いかける言葉づかいを「何が描かれていますか?」「何色ですか?」「木は何本ですか?」などの断定的な答えを求めることばに変更しました。後半の制作も集中して行っており、自分が見て感じたことを様々な手法やスタンプの使い方で、黒一色(スタンプまたは筆ペン)のモノクロームで表現していました。

なお、ご担当の先生からは「高尚な感じなのでできないかと思ったが、いつも短時間で終わらせてしまう子でも集中できている」などのご意見もあり、本プログラムについては言葉づかいに注意する以外の特別な準備がなくとも実施できることが分かった回となりました。