ぶんかつアウトリーチプログラム
場所: | つばさ羽田教室 |
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参加者数: | 14名(小学校4年生~中学3年生) |
期間: | 2024年1月11日(木) ~ 2024年1月11日(木) |
つばさ羽田教室は大田区立教育センターが開いている「教室(≠学校)」で、心因的理由などで学校に登校できなくなった児童・生徒が通う場所として、少人数のあたたかい雰囲気の中で、自主学習、体験活動、スポーツなどを行なうことによって子どもたちの自立心を養い、集団生活への適応力や学校復帰への気力を高めるための教室です。
昨年度は夏秋草図屏風のプログラムで実施しましたが、本年度も教育センター担当者より申し込みをいただき、「子どもたちの多様な体験と将来の職業を考えるため」に実施してほしいとの依頼がありました。事前打ち合わせでは実際に教室へ往訪して担当されている指導員の先生に状況などを伺い、松林図屏風の制作を含めたプログラムで行なうこととしました。講師は小島有紀子(文化財活用センター企画担当)が、サポートは飯田茂雄・清水澄子(文化財活用センター企画担当)が務めました。
作品鑑賞では、色々な感じ方があっていいことを実感してもらいました。そのあとの制作では、「暗い夜の感じにしたい」「怖さを出したい」「星空の下の風景のように」など、鑑賞からイメージした自分なりの表現を行なっていました。一方で、イメージしたことが表現できないジレンマを感じた参加者もおり、感じたことを表わすために技術を身に着けたいという感想もありました。