教育プログラム

自分だけの松林図屏風をつくってみよう!

ぶんかつアウトリーチプログラム
場所: 港区立芝小学校
参加者数: 75名(小学校4年生3クラス)
期間: 2023年7月13日(木) ~ 2023年7月13日(木)

 図画工作ご担当の先生から、「作品をじっくりと鑑賞する経験を通して文化財に関心を持ってもらいたい」との希望があり、本プログラムをお申込みいただきました。

講師は飯田茂雄・小島有紀子(文化財活用センター 企画担当)が、サポートは沼沢ゆかり・清水澄子(同企画担当)が務めました。

当日は45分授業の前半35分を屏風の鑑賞、後半10分をミニチュア屏風の制作にあてました。

はじめに昔の行灯を模した照明の光や月明かりを模した白色の照明、カーテンを開けての自然光と様々な光で鑑賞してもらいました。

照明を変えるごとに児童から大きな歓声があがり、屏風の見え方の違いや雰囲気の変化に驚いたようでした。

その後は近寄ってじっくりと細部まで見たり、教室の後ろまで下がって遠くから見たりとさまざまな角度からご覧いただき、気づいた点や気になった点などを発表してもらいました。

ミニチュア屏風の制作は授業最後の10分とあわせて、翌日の授業で完成させるとのことでした。短い時間の中でしたが、スタンプの押し方やインクの付け方などに工夫している様子がみられました。


授業の様子➀ 自分が感じたことを、児童それぞれが積極的に手を挙げて発言してくれました。

授業の様子② じっくりと間近で鑑賞。児童同士で自分の気になる点をお話ししていました。

短い時間の中でスタンプを使いこなし、自分なりの屏風を作ってくれました。