複製品詳細
名称 | 斎宮女御集断簡 小島切「うら水の」 |
---|---|
ふりがな | さいぐうにょうごしゅうだんかん こじまぎれ うらみずの |
員数 | 1幅 |
複製制作年 | 2024年 |
複製法量 | 縦 22.3 横 16.1 |
複製制作 | 株式会社大入、株式会社 便利堂、サンエムカラー、有限会社英進社 |
原品詳細
作者出土地等 | 伝小野道風筆 |
---|---|
原品所蔵者 | 九州国立博物館 |
原品材質等 | 彩箋墨書 |
原品時代・世紀 | 平安時代・11 世紀 |
原品機関管理番号 | B -125 |
作品解説
醍醐天皇の第4 皇子・式部卿重明親王の長女で、村上天皇の女御となった徽子女王の歌集『斎宮女御集』の和歌3 首を書写した断簡。もとは綴葉装の冊子本。本阿弥光悦の門下で、中国・南宋時代の張即之の書法を学び、宗真流という書風で知られた小島宗真が愛蔵したものとして、「小島切」と呼ばれる。藍や紫の飛雲を漉き込んだ鳥の子紙に、細かな雲母砂子を撒いた料紙を用いる。穂先の長めの筆で書かれ、繊細かつ流麗な筆致である。伝承筆者は小野道風とされるが、時代は下がり11 世紀後半の書写と推定される。 ―ColBase 国立博物館所蔵品統合検索システムより