教育プログラム

見て、感じて、楽しむ夏秋草図屏風(特別プログラム)

会場の様子①夏秋草図屏風

ぶんかつアウトリーチプログラム
場所: つばさ大森教室
参加者数: 5名(小学4年生~中学3年生)
期間: 2023年6月8日(木) ~ 2023年6月8日(木)

つばさ大森教室は大田区立教育センターが開いている「教室(≠学校)」で、心因的理由などで学校に登校できなくなった児童・生徒が通う場所として、少人数のあたたかい雰囲気の中で、自主学習、体験活動、スポーツなどを行なうことによって子どもたちの自立心を養い、集団生活への適応力や学校復帰への気力を高めるための教室です。

昨年度は松林図屛風のプログラムで実施しましたが、本年度も教育センター担当者より申し込みをいただき、「子どもたちの多様な体験と将来の職業を考えるため」に実施してほしいとの依頼がありました。事前打ち合わせでは実際に教室へ往訪して担当されている指導員の先生に状況などを伺い、特別支援級向けに開発したキットを使用して行なうこととしました。講師は小島有紀子(文化財活用センター 企画担当)が、サポートは沼沢ゆかり・清水澄子(文化財活用センター企画担当)が務めました。

作品鑑賞のあと、「自分だったら風神雷神図屏風の裏に何を描くか」というテーマで、ワークシートの裏に色鉛筆を使用して絵を描きました。それぞれに想像力をふくらませて、自分だけの屏風を熱心に製作していました。


会場の様子②風神雷神図屏風