| 会期 | 2025年10月11日(土) ~ 2025年12月7日(日) |
|---|---|
| 会場 | 下関市立考古博物館 |
| 貸与件数: | 15件 |
| ホームページ | https://www.shimo-kouko.jp/ |
| 主催 | 下関市立考古博物館 |
| 特別協力 | 文化財活用センター、東京国立博物館 |
| ぶんかつブログ(展覧会紹介) | https://cpcp.nich.go.jp/modules/rblog/index.php/1/2025/11/18/blog201/ |
下関市立考古博物館は2025年に開館30周年を迎えます。その記念特別展として、これまで下関市を代表する6世紀前半頃の前方後円墳とされ、その優れた副葬品からヤマト王権の関与が窺える上の山古墳の実像に迫るとともに、上の山古墳が所在しその後の穴門国造の中枢域と目される市域南部における古墳時代後期の古墳と集落の歴史的意味を考察します。本展では、同市の古墳時代後期の有力古墳や集落出土資料が一堂に会し、穴門におけるヤマト王権と在地有力首長の趨勢から、後に穴門から長門となり国府設置に至った地域的特性に迫ります。東京国立博物館から上ノ山古墳出土品を中心に15件を貸し出す予定です。
主な出品作品

六鈴鏡 古墳時代・6世紀 山口県下関市 上の山古墳出土 青銅製 山口県豊西下村寄贈 東京国立博物館蔵

瑪瑙勾玉 古墳時代・6世紀 山口県下関市 上の山古墳出土 石製(瑪瑙) 山口県豊西下村寄贈 東京国立博物館蔵

碧玉管玉 古墳時代・6世紀 山口県下関市 上の山古墳出土 石製(碧玉) 山口県豊西下村寄贈 東京国立博物館蔵

鈴付f字形鏡板 古墳時代・6世紀 山口県下関市 上の山古墳出土 青銅製 山口県豊西下村寄贈 東京国立博物館蔵
開催の様子

下関市立考古博物館 外観

特別展会場へ向かうスロープ

「上の山古墳と穴門の趨勢-本州最西端の後期古墳と集落-」展 会場風景

山口県下関市 上の山古墳出土品の展示の様子。いずれも東京国立博物館蔵