会期 2025年10月4日(土) ~ 2025年11月16日(日)
会場 遠山記念館
貸与件数: 6件
ホームページ https://www.e-kinenkan.com/
主催 公益財団法人遠山記念館
特別協力 文化財活用センター、東京国立博物館、京都国立博物館
ぶんかつブログ(展覧会紹介) https://cpcp.nich.go.jp/modules/rblog/1/2025/10/23/blog198/
チラシPDF

明の遺臣である楊文驄(1597~1646)の描いた「江山孤亭図」は、江戸時代から山本梅逸(1783~1856)や頼山陽(1781~1832)といった文人の間で、尊崇された作品です。そして文人趣味が京都から関東へと広がる中で、この作品が最後にたどりついたのが埼玉県の遠山家でした。本展は、この「江山孤亭図」に加え、稀少な楊文驄の絵画作品を8点集めたこれまでにない展示となります。また別室には、楊文驄にあこがれ、付属品に讃を付した日本の文人画家たちの作品を集め、中国と日本の文人画の違いを見比べることができます。東京国立博物館から「山水図巻」1件を、京都国立博物館からは「山水図」など5件を貸し出す予定です。


主な出品作品

山水図 楊文驄筆 明 ・17世紀 1641年 中国 絖本墨画 京都国立博物館蔵

渓亭山色図 楊文驄筆 明 ・17世紀 1637年 中国 絖本墨画 京都国立博物館蔵

蘭石図巻(部分) 楊文驄筆 明 中国 京都国立博物館蔵

山水図巻(部分) 楊文驄筆 明時代・崇禎元年(1628)  中国 金箋墨画 高島菊次郎氏寄贈 東京国立博物館蔵

開催の様子

遠山記念館 美術館 外観

「中国絵画への憧憬―楊文驄「江山孤亭図」と江戸時代の文人たち―」展 会場風景

山水図 楊文驄筆 明 ・17世紀 1641年 中国 絖本墨画 京都国立博物館蔵の展示の様子

山水図巻 楊文驄筆 明時代・崇禎元年(1628)  中国 金箋墨画 高島菊次郎氏寄贈 東京国立博物館蔵の展示の様子