ぶんかつアウトリーチプログラム
場所: | 世田谷区立玉川中学校 |
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参加者数: | 127名(中学校2年生4クラス) |
期間: | 2022年11月30日(水) ~ 2022年11月30日(水) |
古典の授業で本プログラムを活用いただきました。先生から「本物を見て、古典の楽しみを知ってほしい」というご要望を頂戴し、絵を見て・知って・平家物語を楽しむプログラムを実施しました。学習指導要領において平家物語を初めて学ぶ中学校2年生の4クラスを対象に行ない、講師は小島有紀子・西木政統(文化財活用センター 企画担当)が務めました。
まず、生徒さんの目の前で屏風をひろげ、調度品としての取り扱いについてお話しました。続いて美術館・博物館ではできない当時の灯りを再現した照明や、太陽光のもとで眺めた後、画面全体の印象を話し合ったり、友達と意見交換しながら細部に至るまで鑑賞しました。国語の授業で習った「扇の的」などの名場面を探し、当時の人たちもこうして名場面を探して楽しんだことを踏まえながら、原品の屏風が制作された江戸時代の文化に思いを馳せる時間となりました。
授業の様子① 目の前で屏風を広げるところから授業は始まります。みんな興味津々です。
授業の様子② 電気を消して、太陽光で鑑賞する時間も。ちょうど日が差し込み、金箔が美しく光ります。
授業の様子③ 古典の授業で習った「扇の的」についても触れました。
授業の様子④ 自由鑑賞の時間には、「あった!」と話題にあがった場面を探して楽しみました。