
人形 奈良文化財研究所蔵
会期 | 2025年10月4日(土) ~ 2025年11月16日(日) |
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会場 | 長野県立歴史館 |
貸与件数: | 20件(予定) |
ホームページ | https://www.npmh.net/ |
主催 | 長野県立歴史館 |
特別協力 | 文化財活用センター、奈良文化財研究所 |
現代と同じように、相次ぐ災害の発生や感染症等が蔓延した飛鳥・奈良時代。人々は水辺で木製祭祀具を用いた祭祀を行い、疫病退散や除災を祈願しました。長野県では千曲市屋代遺跡群から大量の木製祭祀具や木簡が出土し、地方での祭祀の様子が明らかとなってきました。本展では、藤原京・平城京の資料も展示し、当時の人々がこうした災厄にどのように向きあったかを見ていきます。また、あわせて古墳時代中期に遡る水辺の祭祀や中世の呪符木簡、そして現代まで続く祓いの行事などの展示も行い、疫病退散・除災祈願の歴史をたどっていきます。奈良文化財研究所から人形や斎串などの考古資料20件を貸し出す予定です。
主な出品予定作品

人形 完「右目病作」 奈良文化財研究所蔵

人形 奈良文化財研究所蔵

人形 完 奈良文化財研究所蔵