会期 2025年4月25日(金) ~ 2025年6月15日(日)
会場 松江歴史館
貸与件数: 2件(予定)
ホームページ https://matsu-reki.jp/
主催 松江歴史館
特別協力 文化財活用センター、東京国立博物館
後援 島根県、島根県教育委員会、朝日新聞松江総局、産経新聞社、日本経済新聞社松江支局、毎日新聞松江支局、読売新聞松江支局、山陰中央新報社、中国新聞社、島根日日新聞社、新日本海新聞社、共同通信社松江支局、時事通信社松江支局、NHK松江放送局、TSKさんいん中央テレビ、BSS山陰放送、日本海テレビ、山陰ケーブルビジョン、エフエム山陰

小林如泥(1753~1813)は、松江藩松平家七代藩主松平治郷(号 不昧)(1751~1818)に仕えた指物師です。如泥は、透かし彫りや厚材の扱いに優れ、「その技、神の如し」とたたえられたました。その技は、梶谷東谷軒(?~1853)や青山泰石(1864~1933)などの後世の作り手にも影響を与えました。松江藩松平家の茶室に用いられたと伝わる「袖障子」(東京国立博物館蔵)は1.7cmほどの厚板に陽刻と陰刻で麻の葉透かしの文様をあらわし、如泥の技術の高さをしめす代表作です。本展では、如泥と如泥に影響を受けた人々の作品をとおして、松江が誇る木工文化をご紹介します。東京国立博物館から小林如泥作「袖障子」、「茶箱」の2件を貸し出す予定です。


主な出品予定作品

袖障子 小林如泥作 江戸時代・18~19世紀 東京国立博物館蔵

茶箱 小林如泥作 江戸時代・18~19世紀 東京国立博物館蔵