教育プログラム

自分だけの松林図屏風を作ってみよう!

ぶんかつアウトリーチプログラム
場所: つばさ大森教室
参加者数: 5名(小学校4年生~中学校3年生:当日に通室した児童・生徒)
期間: 2022年7月13日(水) ~ 2022年7月13日(水)

つばさ大森教室は大田区立教育センターが開いている「教室(≠学校)」で、心因的理由などで学校に登校できなくなった児童・生徒が通う場所として、少人数のあたたかい雰囲気の中で、自主学習、体験活動、スポーツなどを行なうことによって子どもたちの自立心を養い、集団生活への適応力や学校復帰への気力を高めるための教室です。

本年度、申し込み開始とともに教育センター担当者より申し込みをいただき、「子どもたちの多様な体験と将来の職業を考えるため」に実施してほしいとの依頼がありました。事前打ち合わせでは実際に教室へ往訪して担当されている指導員の先生に状況などを伺い、通常通りの内容で実施することとしました。講師は小島有紀子(文化財活用センター 企画担当)が務めました。

当日は90分バージョンで実施し、鑑賞に45分、制作に40分をとりました。前半の鑑賞では開始10分で講師のファシリテーションが不要、と判断できるほど、見ただけで様々なことを感じ・考える力がある児童・生徒さんばかりでした。後半の制作では黙々と取り組んでおり、参加者の多彩な表現を見ることができました。この体験が自分の好きなこと、将来やりたいことへのヒントのひとつになればと思います。