会期 2024年1月13日(土) ~ 2024年4月7日(日)
会場 兵庫県立美術館
貸与件数: 11件
ホームページ https://www.artm.pref.hyogo.jp/
主催 兵庫県立美術館
特別協力 文化財活用センター、東京国立博物館、京都国立博物館
協賛 公益財団法人伊藤文化財団、サンシティタワー神戸、兵庫県立美術館「芸術の館友の会」
ぶんかつブログ(展覧会紹介) https://cpcp.nich.go.jp/modules/rblog/index.php/1/2024/02/15/blog157/
ポスターPDF

清朝末期から中華民国時代に活躍した呉昌碩(1844~1927)は、清朝最後の文人といわれ、生涯にわたって古代文字である石鼓文の臨書に励み、その風韻を書・画・篆刻に結実させました。生誕180年にあたる2024年、呉昌碩の名品を中心に、その師弟や子息、また呉昌碩が初代社長を務めた西泠印社の創始者である呉隠・葉銘・丁仁・王禔とこれに続く諸名家の作品を展示します。さらにこれらの西泠名家と日本人との交流を回顧することで、呉昌碩が果たした功績とその影響を顕彰します。
本展では、東京国立博物館から「墨竹図軸」など8件を、京都国立博物館からは「臨石鼓四屏」など3件を貸し出します。


主な出品作品

墨竹図軸 呉昌碩筆 清時代・19世紀 紙本墨画 高島菊次郎氏寄贈 東京国立博物館蔵

葡萄図軸 呉昌碩筆 清時代・光緒28年(1902) 紙本墨画淡彩 高島菊次郎氏寄贈 東京国立博物館蔵

墨梅自寿図軸 呉昌碩筆 中華民国14年(1925) 紙本墨画 青山杉雨氏寄贈 東京国立博物館蔵

臨石鼓四屏 呉昌碩筆 近代・19~20世紀 紙本墨画 京都国立博物館蔵

開催の様子

兵庫県立美術館 外観

「呉昌碩の世界ー海上派と西泠名家-」展 展示会場風景

籠菊図軸(呉昌碩筆 清時代・光緒15年(1889) 青山慶示氏寄贈 東京国立博物館蔵)の展示の様子

寿蘇詩(行書五律)(呉昌碩筆 近代・19世紀 京都国立博物館蔵)(左)と荷花図軸(呉昌碩筆 中華民国4年(1915) 青山慶示氏寄贈 東京国立博物館蔵)(右)の展示の様子

葡萄図軸(呉昌碩筆 清時代・光緒28年(1902) 高島菊次郎氏寄贈 東京国立博物館蔵)の展示の様子