会期 | 2022年1月22日(土) ~ 2022年2月27日(日) |
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会場 | 桑名市博物館 |
貸与件数: | 18件 |
ホームページ | https://www.city.kuwana.lg.jp/index.cfm/24,0,235,414,html |
主催 | 桑名市博物館 |
特別協力 | 文化財活用センター、東京国立博物館、京都国立博物館 |
ぶんかつブログ(展覧会紹介) | https://cpcp.nich.go.jp/modules/rblog/index.php/1/2022/02/03/blog95/ |
桑名出身の帆山花乃舎(1823~1894)は、䑳崇寺の住職を務めながら復古大和絵派の絵師として活躍した画僧です。花乃舎は内国勧業博覧会への作品出品で全国的に名声を高めた一方で、萬古焼の再興に挑んだ初代森有節(1808~1882)に絵を教えるなど、地域文化と芸術の発展に大きな貢献を果たした人物でした。
花乃舎が師事した浮田一蕙(1795~1859)や渡辺清(1778~1861)、そして復古大和絵の祖である田中訥言(1767~1823)の作品など18件の文化財を、東京国立博物館ならびに京都国立博物館から貸し出し、花乃舎の画風の源流とその功績を紹介します。
主な出品作品
野菊鶉図 土佐光起筆 江戸時代・17世紀 東京国立博物館蔵
舞楽図 田中訥言筆 江戸時代・18世紀 東京国立博物館蔵
薬玉図 渡辺清筆 江戸時代・19世紀 京都国立博物館蔵
忠度出陣図 冷泉為恭筆 江戸時代・19世紀 松永安左エ門氏寄贈 東京国立博物館蔵
若菜摘図 冷泉為恭筆 江戸時代・19世紀 東京国立博物館蔵
黒楽不二文茶碗 「萬古」印 有節万古、初代森有節 江戸時代・元治元年(1864) 岡崎正也氏寄贈 東京国立博物館蔵
開催の様子
桑名市博物館 外観
桑名市博物館 入口
(左から)冷泉為恭筆「若菜摘図」、浮田一蕙筆「飾馬図」、田中訥言筆「舞楽図」(いずれも東京国立博物館蔵)を展示。
桑名市博物館所蔵の帆山花乃舎作品とともに、渡辺清筆「薬玉図」(京都国立博物館蔵、写真中央)を展示。