会期 | 2021年11月2日(火) ~ 2021年12月26日(日) |
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会場 | 那覇市立壺屋焼物博物館 |
貸与件数: | 18件 |
ホームページ | http://www.edu.city.naha.okinawa.jp/tsuboya/index.html |
主催 | 那覇市立壺屋焼物博物館 |
特別協力 | 一般財団法人沖縄美ら島財団、 文化財活用センター、東京国立博物館 |
協力 | 浦添市教育委員会、沖縄県立埋蔵文化財センター、沖縄県立博物館・美術館、鹿児島県立埋蔵文化財センター、高浜市やきものの里かわら美術館、有限会社八幡瓦工場 |
ぶんかつブログ(展覧会紹介) | https://cpcp.nich.go.jp/modules/rblog/index.php/1/2021/12/02/blog91/ |
2021年に市制施行100周年を迎える那覇市では、焼失した首里城の復興を願い、那覇と首里城を象徴する赤瓦をテーマとした特別展が開催されます。
東京国立博物館からは、京都大宮御所出土「菊丸練込瓦」や韓国・景福宮出土「龍文軒平瓦」、中国・明孝陵出土の「黄釉龍文軒丸瓦」、そして江戸城、紫禁城などの東アジア王宮で使用された瓦など18件の文化財を貸し出します。会場では首里城の瓦との比較展示を通じて、東アジア諸国から影響を受けた沖縄における瓦の歴史と特殊性、琉球産瓦の独自性が確立する過程を紹介します。
主な出品作品
浅草米廩瓦 江戸時代・17~19世紀 東京国立博物館蔵
黄釉龍文軒丸瓦 明時代・15世紀以降 伝中国江蘇省南京市明孝陵出土 東京国立博物館蔵
鉄製丸瓦 明時代・正徳年間(1506~1521) 伝中国北京市房山区鉄瓦寺(永安寺)出土 東京国立博物館蔵
雑像(沙和尚) 朝鮮時代・19世紀 伝朝鮮開城南大門所用 徳川頼貞氏寄贈 東京国立博物館蔵
龍文軒平瓦 朝鮮時代・19世紀 韓国ソウル市景福宮出土 東京国立博物館蔵
唐草文滴水瓦 朝鮮時代・19世紀 伝韓国ソウル市景福宮出土 東京国立博物館蔵
開催の様子
那覇市立壺屋焼物博物館 外観
「うちなー赤瓦ものがたり」展 展示会場風景
東京国立博物館所蔵の「浅草米廩瓦」や、静岡市駿府城跡出土「葵文軒丸瓦」、京都市京都大宮御所出土「菊丸棟込瓦」等を展示
東京国立博物館所蔵の伝中国北京市万寿山出土「緑釉龍文滴水瓦」や、伝中国北京市房山区鉄瓦寺(永安寺)出土「鉄製丸瓦」等を展示