複製・デジタルコンテンツの利用

2-9
振袖 白縮緬地梅樹衝立鷹模様

着用イメージ
着用イメージ

複製品詳細

名称 振袖 白縮緬地梅樹衝立鷹模様
ふりがな ふりそで しろちりめんじばいじゅついたてたかもよう
員数 5領
複製材質等 絹にインクジェットプリント
複製制作年 2019
複製制作 株式会社染技連

原品詳細

指定 重要文化財
原品所蔵者 東京国立博物館
原品時代・世紀 江戸時代・18世紀
原品機関管理番号 I-3869

作品解説

振袖とは、袖を長く仕立てた着物のことを指します。絹地に梅の樹が描かれた衝立と、その上にとまる鷹があらわされています。梅は、複数の衝立を渡るように、枝ぶりの見事な一本の木として表現されています。衝立と鷹は、友禅染(ゆうぜんぞめ)という独特の染め技法で描かれています。絵画的に自由に模様を配置できるのが友禅染の特徴です。衝立の細かい木目や、鷹の羽の一筋ひとすじをあらわす、白く細い輪郭線をご覧ください。これは糊を置いて、生地に色が染み込まないようにした部分です。この糊の線から外にはみ出さないよう、筆で模様に色を挿していくわけです。大変細かい技術であることが分かります。友禅染のほかにも、衝立の梅の花などは紅糸や金糸による刺繍、そして周辺の地ににじむように広がる紫色の部分は「爆弾染(ばくだんぞめ)」と呼ばれる染によってあらわされています。さまざまな技法、大胆な構図と豊かな色彩が特徴的な、華やかな振袖です。―ColBase解説より

・着用体験などにご利用いただけるきものです
・S(1)/M(2)/L(2)サイズがあります