ぶんかつアウトリーチプログラム
場所: | 三重県立四日市高等学校 |
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参加者数: | 84名(1年生 選択授業6クラス) |
期間: | 2020年12月18日(金) ~ 2020年12月18日(金) |
ご担当の美術の先生から「日本画を鑑賞し、日本美術の特徴を理解することで、今後の授業で実施予定の貝合わせの制作につなげたい」というご要望をいただき、〈風神雷神図・夏秋草図屏風〉を使用してプログラムを実施しました。三重県立四日市高等学校では過去にも高精細複製屏風を活用した授業を行なっています。
今回は“「屏風の裏に何を描くか」をテーマとして複製を鑑賞し、自分が想像した裏面をハマグリに描く(貝合わせ)”という授業計画の一環として、先生が作成した授業案に沿って実施しました。
当日は、
1. 風神雷神図屏風を個人でじっくり見て、構成や描き方を含めた作品の特徴を感じる。
2. 裏に描くための材料となる素材や場所を撮影する。
3. 「屏風の裏に私ならこう描く」を考えながら、タブレットの描画、もしくは手書きでハマグリに描くための下絵を描く
4. 発表と解説
という授業構成で行なわれ、授業の後半にあたる解説の講師を、小島有紀子・高橋真作(文化財活用センター 企画担当)が務めました。
65分の授業時間で盛りだくさんの内容にもかかわらず、生徒さんはしっかりと屏風を鑑賞してその特徴を理解し、下絵を描いていました。