ぶんかつアウトリーチプログラム
場所: 三重県立飯野高等学校
参加者数: 100名(応用デザイン学科の1年生)
期間: 2026年1月20日(火) ~ 2026年1月21日(水)

 応用デザイン科油絵ご担当の先生より「本物に近い作品を原寸大で鑑賞させて表現の幅を広げると同時に、近代以前と近代以降の違いを知ってもらいたい」というご希望をいただき、プログラムを実施しました。三重県立飯野高等学校は、三重県内唯一の芸術を専門として科を置く学校で、美術及びデザイン関係の授業時間数が、1年生で週に7時間、2年生で10時間、3年生で12時間あり、生徒さんは県内各地から通学しています。その専門コースも多岐にわたり、日本画、油絵、彫刻、服飾などさまざまでした。講師は沼沢ゆかり、小島有紀子(文化財活用センター企画担当)が務めました。

20日の授業は少人数の20名で実施、本プログラムを美術の時間で実施したのは初めてでしたが、姿勢や表情、目線、描かれ方からどう見えるかなど、制作をする観点から鑑賞したであろう様々な気づきと意見がありました。21日の授業では、アウトリーチプログラム初となる80名での実施となり、それぞれの作品を間近に見る時間を多くとることができず、また、後半の車争図屛風については解説型として授業を進めましたが、見る人によって見え方が違ってよい、感性は様々など、ポイントをお話したうえで、昔の作品がどう自分につながり、将来・未来へ受け継いでゆくことができるかを考える時間となりました。源氏物語をぜんぜん知らなかったけど、表現には歴史や文学やいろいろなものを知る必要があることに気づいた、などの意見もありました。