ぶんかつアウトリーチプログラム
場所: 聖心女子学院中学高等学校
参加者数: 6名(高校3年生)
期間: 2025年10月22日(水) ~ 2025年10月22日(水)

 日本史ご担当の先生より「高3の選択授業「社会特講」の生徒を対象に文化史に特化してプログラムを実施してほしい」というご希望をいただき、プログラムを2コマ使用して実施しました。前半の講師は飯田茂雄、後半は小島有紀子が担当し、サポートを熊谷美和、岡崎瑠美(いずれも文化財活用センター企画担当)が担当しました。

1コマ目は通常のスクリプトに沿って高精細複製屏風を対話型で鑑賞し、2コマ目ははじめに個人で屏風をじっくり鑑賞して、見どころ・気になる箇所などを付箋にメモ。次に、メモをもとにして6名1組でグループワーク。屏風の見どころ、作品の特徴など意見の集約。実施場所であるホールへのお客を迎えるにあたり、どこに、どうやって屏風を置いたらよいか、実際に屏風を動かして実践。という流れで展開しました。じっくり鑑賞して考えること、ほかの参加者の意見を聞いてそれを受容することが柔軟にできており、グループワークでは6名全員の意見をまとめて置き方を考えていました。


授業の様子①後半・個人での鑑賞(20分)

授業の様子②後半・出てきた意見

授業の様子③後半・意見の集約と疑問点の解説

授業の様子④後半・屏風の置き方をミニチュアで考え、複製品をその置き方で展示