教育プログラム

見て、感じて、楽しむ風神雷神図/夏秋草図屏風

ぶんかつアウトリーチプログラム
場所: 小平市立花小金井小学校
参加者数: 91名(小学校4年生3クラス)
期間: 2020年10月2日(金) ~ 2020年10月2日(金)

図画工作ご担当の先生から「日本文化の良さを認識させて、日本の伝統文化を受け継いでいきたい」というご要望をいただき、本プログラムを実施しました。45分の授業時間に合わせて、1クラスずつプログラムを実施し、講師は小島有紀子・高橋真作(文化財活用センター 企画担当)が務めました。

屏風の表と裏の関係性に気付いてもらうために、まずは風神雷神図屏風から鑑賞を行ない、授業の後半で裏の夏秋草図屏風を見る構成としました。当日は快晴だったため、途中ですべてのカーテンを開けて自然光で鑑賞しました。カーテンを開けた瞬間に歓声があがり「風神と雷神が浮き上がって見える」など、色の違いにも気付いてくれました。また、授業後の短い休み時間にも、続けて屏風と向き合う児童さんが非常に多く、文化財に楽しく親しめた様子がうかがえました。

 

※参加者の密を回避するため、プログラム時間内に班ごとに分けて鑑賞の時間を設けました。