
場所: | 青森県総合学校教育センター |
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参加者数: | 26名(県内小中学校、特別支援学校教員) |
期間: | 2025年8月19日(火) ~ 2025年8月20日(水) |
2024年9月の教員研修受付期間に、指導主事の先生より「作品の鑑賞については苦手意識をもっている教員が多いため、鑑賞の仕方について学べる時間となってほしい」とのご希望で、昨年度の実施に引き続く形で青森県総合学校教育センターで教員研修を実施しました。
講師は小島有紀子、サポートは神辺知加(文化財活用センター企画担当)が務めました。事前打合せはメール・電話でやり取りを行ない、当日を迎えました。研修は13:00~16:00(途中休憩2回)で行ない、複製品は「松林図屛風」を使用した研修内容としました。質問は随時お受けする形で、以下の時間配分で進行しました。
13:00-13:45 講義
13:45-14:15 松林図屛風を使用した講師による模擬授業の体験
(休憩)
14:25-14:40 スタンプセットを使用した表現手法の体験(個人ワーク)
14:40-15:05 屛風の鑑賞を通じて置き方を考えるグループワークと発表
(休憩)
15:15-15:45 授業案の作成(グループワーク)※GIGAタブレット使用、個人用ワークシート、グループワーク用ワークシートをセンター側で用意
15:45-16:00 まとめ・アンケート
小学校低学年の先生~高校の専科の先生までが参加する研修で、特別支援学校の先生も多くご参加されていたこともあり、個人ワークやグループワーク、授業案の作成では、様々な校種の先生同士の十分なコミュニケーションも見ることができました。全体的に通常の授業のボリュームでは体験いただけませんでしたが、先生方のアンケートでは気づきや不安が解消されたといった感想が多くみられました。
なお、2日目の音楽の鑑賞の研修冒頭にも、松林図屏風を使用したファシリテーションのデモンストレーションを行い、森を見る視点・木を見る視点など視点を変えるための発問の仕方について、音楽ご担当の先生にも体験いただきました。(写真5枚目)



