ぶんかつアウトリーチプログラム
場所: 八王子市立高嶺小学校
参加者数: 49名(小学校6年生)
期間: 2025年7月17日(木) ~ 2025年7月17日(木)

図画工作の担当の先生から「6年生の図工内容に墨を使って絵を描く題材があります。その題材に合わせて墨で描く技法や文化財に触れる機会をつくることでより深い学びに繋げたいです。」というご希望をいただき、プログラムを実施しました。講師は神辺知加(文化財活用センター企画担当)、清 康太郎(本部総務企画課)、サポートは小島有紀子、岡﨑瑠美(文化財活用センター企画担当)が務めました。

自然光がきれいに降り注ぐ快晴の空のもと体育館の中で実施しましたが、光を変化させてじっくり見る際には歓声も上がっていました。また体育館で実施したため、近づいて見るほかに、すごく遠くから見るなど位置を変えることによって見え方の違いを楽しみ、様々な創造を膨らませていました。様々な季節や時間、音などのイメージを持ったようで、自分と異なるお友達の意見もしっかりと受け止めている様子がうかがえました。1時間鑑賞をしたのちに、後半は感じたことをアウトプットするための制作を行ないましたが、濃淡や奥行などを意識した作品が作られていました。

 

また、1クラス目の制作中にあたる2時間目には、他の学年の児童のみなさんも交代で松林図屏風を鑑賞し、講師は小島有紀子が担当しました。

 


*他の学年の鑑賞風景