
場所: | 春日井市立西山小学校 |
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参加者数: | 112名(小学4年生1クラス、5年生2クラス、6年生1クラス) |
期間: | 2025年5月21日(水) ~ 2025年5月21日(水) |
校長先生から、「地域に美術館博物館がないため、文化財のおもしろさや魅力を知ってもらうきっかけとしたい」とのご要望を受け、プログラムを実施しました。講師は飯田茂雄、沼沢ゆかり、藤田千織(文化財活用センター企画担当)が務めました。
普段とは違う雰囲気で始まった授業ですが、こちらからの問いかけには元気よく答えてくれました。また、普段の授業では発言しない児童が手を挙げたことに先生が驚く場面もありました。座って遠くから見ているときには蝶々に見えていたものが、風で舞う枯葉だと気付いたり、紫に色付く蔦の実を発見したり、近づいてじっくり鑑賞することでさまざまな発見があったようです。夏秋草図の鑑賞の後、裏側にどんな絵が描かれているかなとの問いかけには、「春と冬の草花」と自分なりに関連を見つけて想像してくれた児童も。授業の合間の休憩時間には1年生・2年生や先生方も見学に来てくださり、それぞれが思い思いに鑑賞していました。
授業の様子①屏風の使い方や役割について、絵図で解説しているところ。身の回りにあるカーテンやパーテーションと同じ機能と知って驚く子も。

授業の様子②屏風に何が描かれているか、さまざまなものを見つけて教えてくれました。

授業の様子③近づいてじっくり鑑賞。左右で異なる季節の草花が咲いていることに気づいた子も。

授業の様子➃裏に描かれているもう一枚の絵(風神雷神図屏風)に転回してみると、、、予想外の絵の登場に大きな声があがりました。