
ぶんかつアウトリーチプログラム
場所: | 豊島岡女子学園 中学校・高等学校 |
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参加者数: | 270名(中学2年生6クラス) |
期間: | 2025年1月15日(水) ~ 2025年1月16日(木) |
国語Bの授業で活用したいとのことで、中学校2年生の国語科の先生よりお申し込み頂きました。中2の古典で「扇の的」「敦盛の最期」を学び、また東北宿泊研修で平泉を訪れるなど平家にまつわることに触れる機会が多くあり、更に教養を深めさせたいとのご希望がありました。またクロスカリキュラムにも注目しているので、社会科や美術とも共有したいということで、講師派遣ありで申込をお受けしました。講師は小島有紀子・飯田茂雄(文化財活用センター企画担当)が務めました。
まず、実際に屏風をひろげながら文化財とはどんなものか、またその取り扱いについて簡単にお話ししました。そのあとに、目に入った場面や描かれているものをきっかけとして、授業で習った平家物語の内容を思い出しながら、気づいたことや感じたことをみんなで共有し、絵画を通して平家物語の世界を味わいました。

授業の様子①はじめに文化財と屏風について簡単に解説し、炎を模した照明を使用して、目の前で屛風を広げます

授業の様子②ますは2種類の光で静かに鑑賞。どんな気持ちになったか、どんな印象を受けたか内省します。

授業の様子③何が描かれているか、知っている場面はあるか、近づいて探し、自分の気になるポイントも見つけます

授業の様子④国語Bで習った「扇の的」について解説しています。