場所: | 小山市立中央公民館 |
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参加者数: | 43名 |
期間: | 2024年9月8日(日) ~ 2024年9月8日(日) |
小山市立文化センター・小山市立中央公民館が実施している全5回の親子向けプログラム「親子たいけん隊」の初回講座として実施しました。「親子たいけん隊」の講座内容はマナー教室や自然観察など多岐にわたりますが、初回は「親子で美術に関心を持つきっかけになってほしい」というねらいから、鑑賞と制作の両方を楽しめる「自分だけの松林図屏風をつくってみよう!」にお申し込みくださいました。講師を松沼穂積、サポートを小島有紀子、沼沢ゆかり(文化財活用センター企画担当)が務めました。
当日参加してくれた親子は19組。子どもの参加者は小学校低学年のお子さんが半数を占めました。前半に松林図屏風の鑑賞を、後半にミニ屏風の制作を行ない、計90分で実施しました。
鑑賞のはじめに「今までに屏風を見たことがありますか?」と質問すると、見たことがあると答えた人はごくわずか。大人にとっても子どもにとっても、現代の生活の中ではあまりなじみがないようです。間仕切りとして使われた道具であることを説明し、いよいよ描かれた絵を見ていきます。何がどんな風に描かれているか、また絵の中に入り込んだらどんな情景を想像するかなど、参加者それぞれにさまざまな意見がありました。その後のミニ屏風制作では大人も子どもも楽しそうに制作に取り組む姿が印象的で、個性豊かな屏風が次々と出来上がりました。
プログラムの様子① ろうそくのような灯りで屏風を見てみます。
プログラムの様子② 近寄ってみると気づくことも。
プログラムの様子③ 写真の松と見比べてみます。
プログラムの様子④ ミニ屏風作りではそれぞれの工夫が光ります。